八番組組長の恋 part2 【薄桜鬼】 (ページ2)

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STORY 38 ページ2

すず「こんな時にあれなんだけど…」

平助「うん？」

すず「この格好でいいのかな？」

まあ、男装してるとは

いえこれだと浪士だと

間違えてもおかしくない

平助「いや、すずも俺たちのとおんなじの着とかねえと…」

斎藤「平助、雨宮少しいいか？」

2人「「！？？」」

声のする方を見ると

一くんがいた

危ねえ、あと一歩遅かったら

ばれちまってた

平助「どうしたんだよ、一くん？」

斎藤「……その前に」

2人「「ビクッ！」」

斎藤「なぜそんなに近いんだ…」

すず「いや、平助の髪にゴミがついててとってただけだ！」

平助「ああ！！そう、なんだよ！！」

斎藤「そ、そうか」

何とかばれずに済み

一くんのあとをついていく

近藤「雨宮くんに隊服を渡してなかったからな」

そこにはまだ新しい隊服

すずの目キラキラしてるし

すず「あり、がとうございます」

新八「早く着てみろよ要！」

すず「うん、きてくる！！」

隊服を受け取ると

笑顔で走って行った

沖田「要似合いそうですね、隊服」

原田「平助、すずが来ても発狂すんなよ？ボソ」

平助「は！？するわけねえだろ//！！」

すると扉からヒョコッと顔を出す

すず「こ、こんな感じですか？」

平助「////」

土方「似合ってるじゃねえか雨宮」

沖田「要ちょっと…」

すず「うん？」

総司はすずの前にくると

沖田「これね、反対…」

すず「えっ//！？」

そういうと額当てをとり

もう一度付け直す

バチッと目が合うと

すずは俺をみてヘニャッと

笑った

平助「///！？」

やばい、今のは反則だろ//

新八「平助…前見てみ？」

平助「はっ、なんで……っ///」

周りは皆いなくて

目の前にはすずだけがいた

扉の先で新八っつあんや左之さんが

手を降っている

すず「似合ってるかな？」

少し顔を赤らめて言うすずに

またドキッとする

平助「ああ、すげえ似合ってる//」

すず「ふふ……そっか//」

また顔をより一層赤らめる

すずに俺は勝てないと思った