STORY 37 ページ1
スタスタスタ
すず「平助、さん！」
平助「………」
ドンッ
すず「ビクッ！」
壁と俺に挟まれて
ビクッとするすず
平助「なあ、本気なのか？」
これから行く所は
いつ死ぬかもわからないんだ
そんな恐ろしいとこに
すずを連れて行きたくねえ
こいつはあくまでも女なんだ…
すず「本気だよ…」
平助「！？ …なあ、お願いするからさ」
情けないことに
手とか震えだす
もし、もし…もう触れなく
なったら、こうやって
喋られなくなったら…って
考えただけで
ぎゅっ
平助「！！」
すず「大丈夫…生きて帰る」
背伸びをして
ぎゅっと抱きしめられる
俺は失わないよう
強く抱きしめる
俺…やっぱりすずいないと
もうダメなんだ
こんなに、こんなに好きなんだ
すず「それに無茶はしないよ、もう心配かけたくない。でも…」
少し離れて
目と目が合う位置になる
平助「…でも？」
すず「平助さんも無茶しちゃダメ…これ以上大切な人を失いたくない」
平助「ああ、約束する…」
すず「うん、平助さんはすぐに無茶するから」
平助「すずには言われたくねえな…」
決めた…これが
終わったら言おう
「 好きだよ」って
「もうお前しか見えない」って
この先何があっても俺は
すずを守る
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黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ありがとうございます！！ (2014年3月15日 6時) (
レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - 了解でっす！ (2014年3月14日 23時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ホッコリされて良かったです！良かったらもう一つの方も読んでみてください！ (2014年3月14日 23時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - ああ、お話が終わってしまいました。すっごくホッコリしています。しあわせ＊ (2014年3月14日 22時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます、ほんと平助らぶです！！ (2014年2月24日 18時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：気分屋黒ごま
作成日時：2014年2月1日 7時
