2人、何故か。 ページ19
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香澄「Aちゃん、だったよね？」
その容姿、声、匂い、全てからして、大人の女性って感じで、きっとみんながキレイだって。そう言うのだろう。
でも、二宮さんと話している時の彼女はキレイ、よりもカワイイ、を感じさせるほどの明るさと無邪気な笑顔を魅せる。
そういう人が、世間一般でいう、モテる女の人。
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「…あ、はい、えと、香澄さん…？」
声は震えてないだろうか。
香澄「ウソ！名前、知っててくれたんだ！」
そりゃあ、あんなに二宮さんの口から名前が出てきてたら覚えたくなくても覚えてしまう。
香澄「えっと、いきなりごめんね？さっき帰っちゃうって聞いたから……」
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そう言えば、大野さんが香澄さんはいつまでいるのか、とか聞いていた。それに対して二宮さんはごめん、もう帰らせる、そう言っていたっけ。
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香澄「ふふ、私も帰るとこなの。なんか和に追い出されちゃってねー、このお店通いすぎかなぁ(笑)」
そう言って、笑う。
「あの…、何か…」
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香澄「あぁ！そうそう！えっとね、帰り！どうせなら一緒に帰らないかなって思ったんだけど…どう？」
そう言って、笑う。
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何にも、接点がなかった、ただのお客さんと従業員。
いきなり声をかけられて、いきなり帰ろう、なんて言われてどう反応したらいい？
私は――――――――――――……………
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香澄「まさかホントに一緒に帰ってくれるなんて思わなかったなー、ダメ元で誘ったから(笑)」
「いえ、そんな…」
香澄「でも良かった！」
ニコッ、と笑う顔はホントに天使みたいで。
香澄「…1回だけでも、Aちゃんとちゃんと話してみたかったんだ！！」
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私は、断れない自分の性を恨んだ
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ゆっきーな(プロフ) - かえでさん» コメントいただいていたのにとっても返信するのが遅くなってすいません…私生活の方が結構に忙しくて全然更新できていませんでした。これからも忙しいのですが、もし見てくださっているのならばその期待に応えられるよう頑張りたいと思っています！ (2021年1月19日 12時) (
レス) id: fa837ac748 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 続き待ってます (2019年11月23日 5時) (レス) id: b20c0dc093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーな | 作成日時：2017年2月1日 20時
