行く先は ページ8
〜あろまside
「きっくん、いつまでその格好してるんだ」
うさぎこときっくん。
彼はとにかく五月蝿い。
だが女王の遣いでもある為そんなに関わらない訳ではない。
「こっちがピッタリフィットだからww」
うさぎが笑うなんて気持ち悪いじゃねぇか。
「とにかくその変化やめろ」
きっくんはえーとか良いつつ変化を解く。
うさぎの姿よりも人間の方が俺としてはありがたいのにきっくんはそのことを知ってて嫌がらせしてくるからな。
腹立つ。
「あ、そう、彼って、アリスってこれからどこ行くのか伝えたのか?」
きっくんはうーん、と悩んで
「知らないんじゃない?」
と言った。
「きっくん、連れて来いよ、とりあえず」
きっくんはえーと文句を言うが俺が毒を吐くと言ったら素直に彼を説得させて連れてきた。
「おい、アリス」
彼は若干引き気味になんですか、と言った。
「家もないだろ、俺について来い」
俺は彼の有無も聞かずに自分の家に向かう。
アリスは戸惑っているが。
「おい、きっくん、お前もだ、ちょっと来い」
俺がそういうときっくんはうさぎに変化して俺の頭に乗った。
「おい、何処乗ってんだよ」
「頭の上ww?」
笑うな。
なんだかんだきっくんと話したら家に着く。
一軒の木で出来た外装でちょっとお洒落にした家。
ここが俺の家だ。
ラッキー紅茶
バイカル
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作者名:葵空 | 作成日時:2014年4月19日 19時