検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:5,564 hit

帽子屋 ページ6

「帽子屋に頼まれた…」

えおえおさんがそう言うと俺は誰のことか一瞬分かった気がして聞いてみた。

「深く帽子を被った人がそうですよね?」

えおえおさんは俺に声を発することなく縦に顔を振った。

「ありがとうございます、帽子屋さんにお礼言ってきます」

そう言うとえおえおさんは俺にあ、と言って俺の服を摘み、耳元で

「深く関わらない方が身の為」

と何やら忠告してくれた。

俺は疑問に思いつつゆっくりと足を早め、帽子屋さんの方へと行く。


「…あの、帽子屋さん」

声をかけると帽子屋さんは俺に帽子の渕を俺に向けてくれた。

顔は見えなかったが、俺より小さいんだな、と思った。

「…あんた誰」

帽子屋さんの声は男の声で少し高めだった。

「アリスです」

アリスと言うと帽子屋は帽子を取って俺の顔を見た。

帽子屋の顔は形が整っていて目は軽く細めだ。

パーツはまあ、はっきりしてる方だろう。

「…あんたがアリスか…」

まじまじと見られると恥ずかしい。

「……クラシックブレンドだな」

クラシックブレンド?

俺におしえてくれませんか。


……………
帽子屋→あろま

お茶会の主催者でもあり、イカれてる。
マッドハッター。
紅茶について詳しくなんでも知っている。
情報通。

名はあろま→←お茶会なんて


ラッキー紅茶

バイカル


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.4/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:アリスパロ , MSSP , 最俺
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:葵空 | 作成日時:2014年4月19日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。