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VSメタトン ページ47

私が起きた時、テレビでメタトンと人間が戦っていた。

「え、もう戦ってるの?起こしてよ、サンズ」

「いや、Aがぐっすり眠っていたし、起こすのも何だか可哀想だったからな…」

「ふぅ〜ん…」

そう言って私は視線をテレビに向けたら、なんとまぁ、

「えっ…、あ、あの姿じゃん」

片目を隠し、お腹らへんにピンク色のソウル。
ちょっと前に、アルフィスが見せてくれた姿だ。

ーーーーー

「アルフィス、これ何の設計図?」

私は机にあった紙を拾い、アルフィスに見せる

「あぁ、それ?それわね…」

と、アルフィスが言いかけた時、メタトンが先に言った

「ボクの完成図、つまり新しい体さ!!」

「へぇー…」


ーーーーー
少し思いかえしていたら、サンズが言った

「お、A。見ろよ、視聴率が1万もいっているぜ?」

「え?あ、本当だ」


「すげぇよな、俺も今まで見てきたが、こんなに視聴率があったのは初めてだ」

「…うん。そうだね」

そう言っている間にも、少しずつ視聴率が増えていった
1万2千になった時、メタトンが気づいた

『oh!この視聴率を見てよ!こんな高記録は初めてだ!!』

続けて、言い続ける

『新記録を記念して、視聴者に電話で参加してもらおう!たった一人の幸運な視聴者だけにね!』


そしたらメタトンは静かに笑って、言った

『……僕が“ここ”からいなくなる前にね』

「…」

『お、かかって来たよ!…やあ、出演おめでとう!!』

電話に出てきたのは、涙声のモンスターだった


『あっ…やぁ…メタトン』

『ぼく、君の番組が本当に大好きだったよ…
いつも、退屈だったけど、テレビに映る君を見ていると自分もワクワクしてきて…』


『あ、えっと…ぼく、今回が最後なんて、寂しいよ…メタトン。あっ…ごめんね、こんなに長話して……』

『ま、待って!切らないで、ブルッ……』

そこで電話は切れた。そしたら、次々にいろんなモンスターからエールが送られる

『あぁ…みんな、本当にありがとう』


『…ダーリン。モンスター達のスターには…僕しか居ないんだ
だから、もう少し“ここ”に居ることにするよ』

そう言った彼は、思いっきりの笑顔を見せた

「メタトン…」

『あ、もうバッテリーが切れそうだから、もうお別れだ。…頑張ってね、ダーリン』

そして、テレビに向かって言った

『そして皆、ありがとう!君達は最高の観客だったよ!!』

その瞬間、テレビが真っ白になって切れた

ーーーーー
あけおめ(遅い

入居者の事情→←Merry Christmas!!



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設定タグ:決意の塊 , undertale , sans   
作品ジャンル:恋愛
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だーす - あわわわわ......こんな素敵な小説があるなんて...更新頑張ってください!!後白のコーディガンとは? (2019年5月5日 9時) (レス) id: ab272be8ff (このIDを非表示/違反報告)
shoujyouki(プロフ) - 待っててよかった (2018年8月25日 5時) (レス) id: 391a71ad47 (このIDを非表示/違反報告)
決意の塊 - 翡翠さん» ありがとうございます!!これからも、楽しんで頂ける小説を頑張ります!!そして、気長に待っていて下さい! (2017年11月5日 16時) (レス) id: dfe679cea8 (このIDを非表示/違反報告)
決意の塊 - ヨタ。さん» 喜んで頂けたなら結構です!!あと、私は神じゃないです(( (2017年11月5日 16時) (レス) id: dfe679cea8 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 一気読みしてしまいました…本当に素晴らしい作品ですね!sans兄さんイケメンンンンッ((気長く次回の更新待ってます(^-^) (2017年11月2日 0時) (レス) id: 26fa0d340d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:決意の塊 | 作成日時:2017年4月14日 20時

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