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あれ?どこかで見たことあるぞ? ページ31

『みんな準備できた??』
全「うん」

みんなは少し暗い顔をしていた

『そんな顔しないで?またいつか会えるわよ』
義「・・・いつかっていつだ?」

義勇君の言葉にその場は静かになった

義「俺たちとみなみ姉の世界は違う。だからもう会うことはできない!!」
『義勇君・・・』
義「俺はっ!もっと居たい!!もっと話したい!なのに・・・!」

その言葉でみんなは涙を流した

それにつられて私も涙が出た

『私もだよ。みんな。でもね、みんなにはあっちに戻ってみんなを守ってもらいたいの。これはねみんなにしかできないことだから。』
死「・・・・俺たちにしかできないこと?」
『ええ。それはいつかわかるわ。詳しくは言えないけど・・・』

すると後ろから声が聞こえた

星「みなさま、そろそろお時間です」
『星野さん・・・・』
星「みなみさん。今までこの子たちを見てくれてありがとう。礼をいうよ」
『・・・いえ。あ、ちょっとだけ時間をもらえますか?まだみんなに伝えたいことがあって・・・』
星「ええ」

私はみんなに振り返り

『天元君。これからあなたは自分の生まれながらの運命と向き合うことがあります。己の気持ちと生まれながらに植え付けられた思考との葛藤で揺れ動くと思う。でも自分の信念を曲げずに生きてね?』
宇「!ああ!!任せろ!!」

『義勇君。これからあなたは大切な人たちを失います。ですが、自分の感情を押し込めないで。それと藤襲山には気を付けて』
義「・・・わかった」

『実弥くん。君は家族を大切にして。特に弟くん。これからつらいことが待ち受けていると思う。でも決して家族を、兄弟を突き放してはいけないよ。わかった?』
死「ああ。わかった。」

『無一郎君。君はこれから大切な人を失ってしまうわ。それが原因で大けがもする。でもあきらめないで。あなたの「無」という字は無限の「無」なんだから。それだけは忘れないでね?それと来訪者には気を付けて。特に夜』
無「??うん!わかった!!」

『行冥君。これからつらいことがあるけど必ず君を受け入れてくれる人が現れるわ。裏切られても決して憎んではだめよ』
行「ああ。心得た」

『小芭内君。君はこれから本当につらいことが待っている。でもあきらめないで耐えて。いつかあなたを助けてくれる人が現れるからそれまで生きて』
小「ああ。わかった。俺は決してあきらめない、絶対に」

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作者名:みなみ | 作成日時:2019年12月15日 13時

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