最終話 ページ32
『杏寿郎君。これから大切な人を失うわ。それと大切な人が落ち込んでしまってあなたにきつく当たってしまうかもしれない。でもそれでも見捨てず向き合ってほしいの。そしてまっすぐに生きてほしい。それが私の願い』
煉「??わかった!!俺は俺らしく生きよう!!」
『カナエちゃん。あなたは本当にやさしい子。でもちょっと抜けていることがあるから気を付けて。それと油断しないこと。いいね』
カ「わかったわ」
『しのぶちゃん。カナエちゃんがああだから見てあげてね?ふふふ。これじゃぁどっちが姉かわからないわね。でも本当に気をつけてね。あなたは笑った顔が一番きれいだから。それと感情を抑え込まずに出してね?あと無理しないこと』
し「ええ。姉さんは私が見るから安心して」
『蜜璃ちゃん。あなたのその体質は神様からもらった特別なものよ。抑え込まず胸を張って前に進んでね?』
蜜「ええ!ありがとう!」
みんなに伝え終え星野さんに向きあう
星「君。あまりしゃべりすぎじゃない??」
『このくらい見逃してよ。もともとはあなたのミスから生まれたものなんだからね?』
星「うぐっ!痛いとこつくな。そろそろ行くぞ」
みんなの周りが光を放つ
私はみんなに向かって大きな声で
『みんな!!!私に幸せな時間をくれてありがとう!!大好きだよ!!またね!!』
全「またっ!!」
シュン
みんな光と共に消えていった
いや、元の世界に帰っていった
星「本当にありがとう。君のおかげだ。あとのことは私に任せてくれ」
『・・・お願いします』
星野さんは消えていった
一気に喪失感が現れた
みんなを失った喪失感
大声で泣いた
涙が枯れるほど泣いた
楽しかったあの時間はもう来ない
でもあの子たちがあの世界で生きてくれさえすれば私はいい
『みんな元気でね』
END
141人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
お決まりの血鬼術で小さくなったら柱にめちゃくちゃ可愛がられてる件について。【...
炭治郎の双子の妹は、人間だけど無惨様と上弦の鬼に愛されています【鬼滅の刃】
もっと見る
「鬼滅の刃」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みなみ | 作成日時:2019年12月15日 13時