検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:81,273 hit

最終話 ページ32

『杏寿郎君。これから大切な人を失うわ。それと大切な人が落ち込んでしまってあなたにきつく当たってしまうかもしれない。でもそれでも見捨てず向き合ってほしいの。そしてまっすぐに生きてほしい。それが私の願い』
煉「??わかった!!俺は俺らしく生きよう!!」

『カナエちゃん。あなたは本当にやさしい子。でもちょっと抜けていることがあるから気を付けて。それと油断しないこと。いいね』
カ「わかったわ」

『しのぶちゃん。カナエちゃんがああだから見てあげてね?ふふふ。これじゃぁどっちが姉かわからないわね。でも本当に気をつけてね。あなたは笑った顔が一番きれいだから。それと感情を抑え込まずに出してね?あと無理しないこと』
し「ええ。姉さんは私が見るから安心して」

『蜜璃ちゃん。あなたのその体質は神様からもらった特別なものよ。抑え込まず胸を張って前に進んでね?』
蜜「ええ!ありがとう!」


みんなに伝え終え星野さんに向きあう

星「君。あまりしゃべりすぎじゃない??」
『このくらい見逃してよ。もともとはあなたのミスから生まれたものなんだからね?』
星「うぐっ!痛いとこつくな。そろそろ行くぞ」


みんなの周りが光を放つ
私はみんなに向かって大きな声で

『みんな!!!私に幸せな時間をくれてありがとう!!大好きだよ!!またね!!』
全「またっ!!」

シュン

みんな光と共に消えていった
いや、元の世界に帰っていった

星「本当にありがとう。君のおかげだ。あとのことは私に任せてくれ」
『・・・お願いします』

星野さんは消えていった

一気に喪失感が現れた
みんなを失った喪失感

大声で泣いた
涙が枯れるほど泣いた



楽しかったあの時間はもう来ない
でもあの子たちがあの世界で生きてくれさえすれば私はいい



『みんな元気でね』






END

作者→←あれ?どこかで見たことあるぞ?



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みなみ | 作成日時:2019年12月15日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。