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あれ?どこかで見たことあるぞ? ページ30


本当はもう会えない
だって彼らは漫画の世界の住人で私はこの世界の住人だから
こんな会って話すことなんてもうできないだろう

宇「みなみ姉・・・」
『なに?』
死「・・・・なんでねぇ」
『???』

あ、そうだ

『みんなこれあげる』

みんなにお守りを渡した

義「・・・これ」
『これはね、私の家に伝わる方法でお守りを作ったの。作り方も残っていてね、その通りに作ったの。よかったらもらって?』
蜜「・・・いいの?」
『ええ!みんなお揃いよ?』
無「!!お揃い?」
『そうよ?さみしくなったらこれを見て?中はあけちゃだめよ?お守りなんだから』
宇「そう言われると見たくなっちまうのがなぁ・・・」
行「罰当たりだぞ。大切にする」
伊「俺も」
し「私も」
カ「私も」
死「・・・俺も」
蜜「私も!!肌身離さす持っているわ!!」
『ええ!!そうしてくれる?』

すると義勇が私の前に来て

義「ん」

小さな箱を渡してきた

『??私にくれるの?』
義「(コクン)」

箱の中身を空けると

『ネックレス?』
義「みんなで選んで買った」
宇「日頃の感謝を込めてな」
煉「本当は俺たちが働いて稼いだ金で渡したかったのだが無理だった!!」
カ「みなみ姉さんのお金で買ってしまったけど・・・」
し「一生懸命みんなで選んで買ったんです」
伊「・・・喜んでもらえると思ってな」
行「俺たちはみなみさんのおかげでこの世界でも生きていられた。感謝しかない」
無「ぼくが熱を出したときそばにいてくれてありがとう!」
し「おいしい料理を作ってくれてありがとうございます」
カ「私に料理を教えてくれてありがとう」
蜜「私を受け入れてくれてありがとう!」
死「・・・・一緒にいてくれてありがとう」
伊「・・・こんな俺と一緒にいてくれてありがとう」
義「俺も楽しかった。ありがとう」
煉「うむ!俺もみなみ姉と一緒に入れて楽しかったぞ!本当の姉上のように思えた!ありがとう!!」
宇「俺も派手にたのしかった!!ありがとうな!!」
行「目の見えない俺を気遣ってくれてありがとう。おかげでこの世界で不便な思いをせずに済んだ。みなみさんのおかげだ」
全員「ありがとう!!」

私はみんなの言葉に涙が出た
本当にいい子たちだ


その日の夜はごちそうを作りみんなで夜明けまで騒いだ

そして朝

私はもう一つプレゼントを渡した
それは着物である
この世界の服を着て帰るのはちょっとなぁと思い急いで仕立て屋さんに頼んでみんなの成長を見ながら仕立ててもらった

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作者名:みなみ | 作成日時:2019年12月15日 13時

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