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あれ?どこかで見たことあるぞ? ページ29

わかってた
いつかこの時がくることが
でもいきなりそんな・・・・

『急すぎます。まだあの子たちにはこの世界を楽しんでもらいたい』
星「でも、もうすぐ物語が始まってしまう。間に合わないかもしれない。そしたらあの世界はもう終わってしまうんだ。君には酷かもしれないが耐えてほしい」

星野さんは頭をさげて頼んだ

『・・・わかりました。彼らには私から話します。いつごろになりますか?』
星「申し訳ないが時間がないんだ。明日の朝、彼らが来た場所に集めてほしい。時間は9時。」
『・・・わかりました』
星「すまない・・・」
『いえ、いつかこうなることはわかってましたから』
星「そうか。では、また明日」

星野さんと別れる

時間は11時
みんなはもう集まっていた

小「!!遅いぞ。姉上。・・・どうかしたのか?」
死「暗い顔してなにかあったのか?」
煉「む?具合悪いのか??」
カ「やだ。どうしましょう・・・・」
無「みなみおねえちゃん??」
『ううん。ちょっとね。家に帰ったら大切な話があるからその時に話すわ』
蜜「???」

みんなを車に乗せ自宅へ向かう

荷物を降ろしみんなをリビングに集める

宇「なにかあったんだな?」
行「言ってくれ」
『・・・うん。今日ね、みんなをこの世界に送った神様の星野っていう人に会ったの』
全「?!」
『それで明日元の世界に送るって・・・』
死「本当か!!」
宇「これで戻れるのか」
無「兄さんに会える!!」
煉「父上、母上、千寿郎にも!!」
蜜「よかったわぁ!!」

みんな大喜びだった

小「おい、待て。そういうことは・・・・」
し「ええ。みなみ姉さんにもう会えなくなるということです」
全「!!」
カ「そうよね・・・・元の世界に帰るってことは」
行「みなみさんにもう会えなくなるということだ」
義「そんな・・・」
『・・・ええ。でもみんなが戻らないとあの世界がなくなってしまうの。それにね?みんなのことを心配している人だっているはずだよ?』

私がそういうとみんなはっとした顔をした
私もさみしい
だってこんな大勢でご飯を食べたり出かけたり、遊んだりしたの久しぶりだったから
みんなには感謝している

カ「みなみ姉さん・・・・」
『さぁ!今日でみんなといられるのが最後だからたくさん話をしよう?今日は特別に夜更かししよう!!』
無「・・・うん」
『そんな顔しないで?またいつか会えるから』
無「・・・本当?」
『ええ』

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作者名:みなみ | 作成日時:2019年12月15日 13時

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