検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:144,489 hit

第48話 ページ5

Aside









『っはぁ…これからどうしよ』





家に戻るのはさすがに無いし、このままフラフラ歩いてるのも嫌だな、何より体が痛いからとりあえず座りたい、寝転がりたい



路地裏、戻ろうかな



動きを止め、後ろを向き歩こうとした時





「あの、少しお時間よろしいでしょうか」





顔は分からないが目の前に男の人が2人ほど、声をかけてきた



人と話すの久しぶり、と思った私は警戒を解いてしまった





『はい、何でしょうか?』



「この辺りで傷や血だらけの女性が歩いてるといくつか通報があったのですが

___あなた様じゃないでしょうか?」





通報…したのか、やっぱり



ここで署に行けば間違いなくみんなに連絡がいく









__いや、その方がもういいのかな



みんなに突き放してもらわないと私の気持ちが晴れないし、もう体も限界だし



そう思った私は無言で頷いた





「そうですか……



















おい、こいつを連れていけ」






『っえ…………ん!??〜〜!!』





そう言われた瞬間路上に停めてあった黒い車から見たことあるがたいのいい男の人が5人ほど出てきた





『(しまった、あいつの罠にハマったっ…!)』





と思った時は既に遅かった



口を手で塞がれ呼吸が出来なくなった



周りにたくさん人がいるのに、その人たちは噂話をするだけで助けに来ようとする者は誰1人といない





「隣町の●▼工場の倉庫にボスがいる、そこまで連れていけ」



「わかった、さーてwそろそろさすがに死んじゃうかなぁww」









薄れていく意識の中でこんな会話が聞こえた

第49話→←第47話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (190 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
532人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ずっきーにねむいふわふわ(プロフ) - 過去とバッドエンドで泣きまくりました。こんなに感動する小説初めて……。 (2022年12月24日 7時) (レス) @page28 id: f2c96b9d0d (このIDを非表示/違反報告)
天使ちゃん。(プロフ) - 占ツクで初めて泣きました... (2021年2月21日 5時) (レス) id: 9ae00b4df1 (このIDを非表示/違反報告)
- なんか目から何回も水が出てくるんですが何なんですかねこれ、、、、、、なんか止まらないんですけれど、、、?? (2020年10月6日 0時) (レス) id: e91b9a8a8b (このIDを非表示/違反報告)
ピピ(プロフ) - 小説で泣いたの初めてです………… (2019年12月22日 15時) (レス) id: 57f5280136 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - バッドエンドですごく泣きました! (2019年12月11日 0時) (レス) id: bf10033614 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:.。なな。. | 作成日時:2019年4月20日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。