182話 ページ36
色々あって銀時と小太郎は先にいってしまった。全く脱出するのが早いな。僕はもう少し話したいのでここにいる
「今の鬼兵隊の人達…いい人達じゃないか。個性的な人達だけど面白そうだね
どうせ、鬼兵隊を作ったきっかけ、あの女の子を助ける為に結成したんでしょう?晋助らしいね」
高杉「お前はなんでもお得意のお見通しというわけか」
「あのねぇ、僕は君の戦友で幼馴染を何年やっていると思っているの?君やあの子や馬鹿達のことぐらい大体わかる」
彼はどんなに辛くとも振り向くことも立ち止まることも許されなかったただの一人の弱い人間なのだ
彼が大切なものを失う苦しみと戦い続けていることを知っている
「あの時、僕は君やあの馬鹿を、庇ったことは後悔していない。仲間を庇う為に手足がなくなってもむしろ、それは誉れだよ。仲間を守れたんだからね」
「……二度とあんま真似はするんじゃねえぞ。死にたがり屋」
「それはうん、わかってる」
晋助の低音ボイスを聴いて僕ははいとしかいえなかった
「じゃあね。そろそろ、いくよ。
僕はずっと、君を……いや、それは今度はするか」
「それに関しては俺はお前を必ず迎えに行くからそれまで答えを待っておけ」
「は!?」
僕は次の瞬間、パラシュートで脱出した
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作者名:黒魔霊歌&不思議の国の有栖 x他1人 | 作者ホームページ:紅葉のホームページはねぇよby浪川 そうだなby剣城
作成日時:2020年6月13日 17時