176話 ページ29
〜〜万事屋銀ちゃん〜〜
いきなり電話が鳴り出してるのを気づいた銀時は面倒くさそうな顔しながらソファーから立ち上がって電話を出た。
銀時「あ、ハイハイ。万事屋ですけど・・・」
神楽「新八こうなったら最後の手段ネ。アレ出そう。」
銀時が電話してる間に神楽は小声で最後の手段にアレを出した方がいいと新八に言った。
新八「え?いやでもアレ・・・銀さんのだし怒られるよ。」
神楽「いいんだヨ。アイツもそろそろ乳離れしなきゃいけないんだから。奴には親がいない。私達が立派な大人に育てなきゃいけないネ。」
新八と神楽が話し合ってる瞬間に電話を終えた銀時は居間を出ていこうとした。
銀時「おーう。俺、ちょっくら出るわ。」
新八「!!あっ!ちょっと!何処行くんですか!?」
銀時「仕事〜。お客さんの相手は頼んだぞ。」
新八「嘘つけェェェ!!自分だけ逃げるつもりだろ!!」
後は頼んだぞと銀時はそう言って一人で外に出て逃げようとした。
新八・神楽「「・・・・・・・・・・・・(怒)」」イラッ
仕事が入ったと言って一人で逃げ出した銀時の態度を見て新八と神楽は不機嫌そうな目で苛立ちしながら銀時のいちご牛乳をエリザベスに差し出した。
エリザベス「・・・・・・・・・・・・・・・」
桂『エリザベス・・・武士は質素で素朴な物を食していればよい。いちご牛乳だパフェだ甘ったれた軟弱なものを食していたら身体だけじゃなく心まで堕落してしまうぞ。』
エリザベス「・・・・・・・・・・・・(泣)」ポロリ
昼食の蕎麦屋で桂に言われたことを思い出したエリザベスは寂しそうな目でポロリと泣き出した。
新八「泣いたァァ!!やったァァァ!そんなに好きなの!?」
神楽「グッジョブアル!新八よくやったネ!!」
新八「・・・アレ?やったのかコレ?」
つづく
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作者名:黒魔霊歌&不思議の国の有栖 x他1人 | 作者ホームページ:紅葉のホームページはねぇよby浪川 そうだなby剣城
作成日時:2020年6月13日 17時