171話 ページ24
エイリアン退治を終えた後、僕は親友から預かっていた煙管を久しぶりに拭きながらでしのハゲと会話した
「…………お前はもういくのか。神昇」
うみ「ああ、あのじゃじゃ馬のことは頼んだぜ。師匠」
「任せておいてくれ。親友と弟子の娘だ。何が合っても守るさ。僕にとっては妹みたいな感じだからね」
うみ「赤子の時からみればそんな感じになるのか……それと、それ、江華の形見か……久しぶりに使ってくれてるんだな」
「基本的に吸わないけどたまにはこうして使わないとね。それに江華の耳飾りはこうしてつけている」
うみ「江華もきっと心から喜んでいるだろうな。親友につけてもらって嬉しいとは思うぞ」
「ふっー そうかな。まぁ、あの子にとってあそこで死ねたことは本能だろうね。それでも、寂しいと僕は思うよ。似たような見だからね」
うみ「そうだな……師匠も江華と半分は同じ体質だもんな」
「僕は完全じゃないけど簡単には死ねない……あの銀髪のもじゃもじゃ頭やメガネやおてんば娘よりも長くは生きるだろう。勿論、この見た目でババアになることもないだろう」
うみ「そうだな…」
「時々、思うんだよ。幼馴染と万事屋…みんなで、おじいちゃんおばあちゃんに一緒になりたいってね」
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作者名:黒魔霊歌&不思議の国の有栖 x他1人 | 作者ホームページ:紅葉のホームページはねぇよby浪川 そうだなby剣城
作成日時:2020年6月13日 17時