うた☆プリ×黒バス

第十五話 ページ16

『うん、終わったから迎に来て。うん、よろしくー。』


何とか、涼太の本気で全国レベルの底力ってやつを見せてきた海常に勝った誠凛。
ホントギッリギリだったけどねー。まぁ全国レベル相手に良くやったよ。


黄瀬｢痛って！｣


笠松｢メソメソしてんじゃねーよ。つーか、今まで負けた事がねぇって方が舐めてんだよ。しばくぞ！そのスッカスカの辞書に、ちゃんと“リベンジ”って単語、追加しとけぇ！！｣


泣いてたから慰めてやろうと思ったけど、必要なかったみたいね。

それから私達は海常のバスケ部に正門まで見送られた。
キャプテン同士が握手を交わし、話している背後で監督同士も何か戦ってる(笑)
てか、“全裸で告るのやだし”って何？
それに最後、また懐かしいメンツが見に来てたし。
多分、涼太と今話してんだろーなー、私も行ってこよー。
テツにも声かける？いや、仲悪かったからなーいいや。


『おひさ。真太郎ー。』


緑間「Aか。そーいえばお前も誠凛に入ったのだったな。」


『まぁね。バスケなんかもうやる気無かったし。』


黄瀬「無かったって事は今はあるんスね！？」


『・・・言葉のあやよ。あ、真太郎。さっきの言葉取り消しなよ。』


緑間「どの言葉だ。」


『“地区予選であたるから来てみたが、正直話にならないな”ってやつ。それで負けたら相当恥ずかしいわよ？(笑)』

第十六話→←第十四話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す