□ 拡声器で愛を叫ぶ【K.Y】

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｢だって 噂になってたじゃん。ケンカップルって｣

｢まじで？知らなかった…。｣

｢で、廉の事好きなの？｣

｢当たり前に好きじゃないよ｣

｢…廉かわいそ｣






はあん？可哀想なのは幼馴染と噂される私だ、ばか


そう言うと 哀れみの目で見られた。


解せぬ





廉と付き合うとか、…ないね、うん。




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次々と動き出した周りの人

それが信号が変わったのだと告げる。

青になった 信号にイワゲンが乗っていた自転車は進み出した。





｢ちょ、顕嵐！急に動かないでよ｣

｢え？ごめんごめん｣

｢じゃあね、Aちゃん｣






アランくん？と言い合いをして颯爽と去っていった

あっさりしてるな、１年…２年？振りなのに。


一瞬しか見えなかったけど アランくんイケメンだったなぁ、いわげんとはまた違った感じの…。

面食いかっての






…ていうか、廉なんで先行くの！私も連れて行ってくれれば良かったのに

後ろ乗せてくれる人いないかな…歩くのだるい。









｢っっAちゃん…、！占い当たった！｣


｢…いた！｣









乗せてくれる人、発見







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