252 ページ3
祖父「何じゃ?まだ何か用?」
熊五郎はそのままの体勢でキリッとした顔で言った
楠雄《その体勢で まだ そうくるか。大したものだ。この状況、普通ならもっと慌てたりするものだが、さすが ツンデレ歴が長いだけあって、まったく動揺しないな。》
祖父「(はわわ〜孫達じゃあ！孫！)」
楠雄《もっとも 内心はこの有り様だがな》
祖父「(ヤバい ヤバい。変なところを見られてしまったぞ。あ〜ん もう！3人だけじゃどうしていいか分からないよ〜！)」
楠雄《気持ち悪いぞ ジジイ》
A「(そういうこと言わないの！家族でしょう?)」
楠雄《やれやれ･･･ここに置いておくぞ》
祖父「(はっ！まずい 帰ってしまうぞ。引き止めないと。孫たちと話すチャンスを逃すな！なにか言え わし！)」
サーッ！
祖父「(ぬあああ！行ってしまった！バカ わし！せっかく 楠雄とうまるがわざわざ持ってきてくれたのに･･･。わし もうダメじゃ･･･。こんな年になっても、威厳や体裁を気にして、孫達と仲良くなることも出来ない 老いぼれジジイじゃ･･･。このまま 1人でﾀﾋんでいくんじゃ･･･。)」
楠雄《しかたないじいさんだな･･･。ツンデレ歴はあんたのほうが長いからな。今回は 僕がデレてやるよ。》
A「(ツンデレだって言う自覚があったのね?)」
楠雄《うるさい》
祖父「はっ･･･！」
A「改めて久しぶりだね?おじいちゃん。元気そうで良かったよ！またここに来れて良かった！」
祖父「フン。よく喋るのは相変わらずのようだな。」
A「ふふふ そうかもね〜」
その後もA以外はほぼ無言でカステラを食べた。その夜、熊五郎は遊園地のチラシを見つけ、テーブルの上に置いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
飛鳥(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます！たまに名前が反映されない箇所がいくつかあるのと、調理実習の回追加してもらえたら嬉しいです♡ (5月25日 11時) (
レス) id: a4c76ffe79 (このIDを非表示/違反報告)
ワッフル魔神(プロフ) - 風鈴さん» ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2022年12月7日 18時) (レス) id: 144fda3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ワッフル魔神(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！これからも少しずつ更新していくので、よろしくお願いします！ (2022年12月7日 18時) (レス) id: 144fda3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 面白くて一気読みしちゃいました!更新頑張ってください!応援してます❤️🔥 (2022年12月7日 15時) (レス) @page22 id: 2a8d4606f0 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 斉木楠雄のΨ難1から6まで全部見ました。めちゃめちゃ面白かったです！楠雄のキャラが全く崩れていなかったので見やすかったです！！ (2022年12月5日 21時) (レス) @page22 id: deb25f2ef2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ワッフル魔神 | 作成日時：2022年11月9日 16時
