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第75話です ページ26

乃「……あり……が、とう……ござ、い、ました……!」



息が整っていないせいで途切れ途切れになってしまったが、しっかりとお礼をする



豪「黒子の課題はやはり体力だな


もう少しつけばミスディレクションが持続するかもしれないな」



乃「そう、かもしれない、ですね……」



私たちは汗をタオルで拭きながら話す



鬼「黒子、この後はどうするんだ?」



乃「中学の方に顔を出す予定です


そろそろ行っておかないと音夢が……」



私は目を若干逸らしながら言う



ストレス発散相手の方々が、そろそろ辛くなるかもしれないですからね……



豪「そうか、じゃあまた」



乃「はい 失礼します」



私は頭を下げて部屋へ戻り、荷物を手に1度自宅へ帰ることにした


























in 乃愛の家



乃「ただいま」



黒「おかえり、乃愛


洗濯物預かりますよ」



兄さんはゆっくりと歩いてきて荷物を預かってくれる



乃「練習は終わったんですか?」



黒「あ、実は_____」



兄さんはそう言いながらリビングの扉を開ける



リコ「あら、乃愛ちゃん!お邪魔してます!」



リビングにいたのは誠凛の先輩方



乃「皆さん、どうして家に?」



黒「合宿に行く前に乃愛が帰ってくるので、皆で待っていました


実際に行くのはまだなんですが……」



兄さんは少し困った顔をして言う



日「そういや、コイツとはまだ会ったこと無かったな」



日向先輩に押されるようにして出てきたのは、背の高い人



木「俺は誠凛高校2年の木吉鉄平だ!


この〜木何の木♪の『木』に大吉の『吉』で木吉、鉄アレイの『鉄』に平社員の『平』で鉄平だ!」



乃「…………はい」



思いがけない事に、それだけしか答えられなかった



日「お前はなんでいきなりそれをすんだ!!」



日向先輩は思いっきり木吉先輩の頭を殴った



木「ははっ」



大したことなさげに笑う木吉先輩



乃(何だろう……日向先輩の顔、安心感かな……変な力が抜けてる)



リコ「はいはいアンタ達!


じゃれあいもそこまで!!」



リコ先輩は手をパンパンと叩く



リコ「乃愛ちゃん、なんかごめんね〜


そういえば、出かけるって黒子くんから聞いたけど……」



乃「あ……」



時計を見ると約束の時間まであまりない



……急ごう

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遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。更新頑張ってください。 (2022年1月4日 0時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 更新頑張って下さい! (2021年3月7日 14時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 円堂達と絡みもお願いします(^∇^) (2020年4月6日 21時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 更新頑張って下さい! (2020年3月22日 21時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 夢主ちゃんの性格とかこういう小説好みにどストライクなんですよ!なのでいつも読ませてもらってます!応援してます!体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください!! (2020年3月5日 8時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウェリル | 作成日時:2017年12月29日 17時

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