影の妹がサッカーで世界を目指します part2

第74話です ページ25

乃「すみません……私は影のようにみんなのプレーをサポートし、夏樹達が点をとります


例えばですが、日常生活でも太陽の光が強いと影はより濃く見えます」



鬼「逆に光が弱いと影は薄い」



その言葉に私は頷いた



豪「光の強さ次第では影は強くも弱くもなる……か?」



乃「……ざっくりと言いますね


ですが、あの人達はそう考えているみたいですので……」



私の言葉にほかの人が反応した



緑「『あの人達』ってことはその先輩以外他にも?」



乃「はい その先輩を含めて5人います」



まぁ、1人は皆さん……特に女性は知っているかも知れませんがね



乃「でも、皆さんがそう難しく考えなくても大丈夫です


いつも通りにプレーしてください」



吹「……大丈夫なら」



他の人たちが頷いたのを確認して頭を下げる



それにまた明日から練習も始まる……



この事を気にしていたら、怪我をしてしまうかもしれない



円「よしっじゃあ明日も練習頑張ろーぜ!!」



全員「おう!/はい」









・









・









〜次の日〜



皆で練習していると、虎丸くんのお姉さんが差し入れをしてくれた



乃(美味しいですし羨ましいです……お料理上手な方は……)



でも、円堂さんはお弁当を食べすに考えこんでいる



久遠さんがお弁当を持って行っても聞いてない



そういえば最近、知らない方が見ていますが誰でしょうか……



私は鬼道さんと一緒にいた豪炎寺さんに声をかける



乃「豪炎寺さん、あそこで見ている方たちとお知り合いですか?」



豪「あぁ……黒子は知らなかったな


水色の髪の方は浦部リカでその隣が財前塔子


俺たちの仲間だ」



乃「財前……?財前ってもしかして……」



そ、総理大臣の娘だったり……?



鬼「もしかしなくても総理大臣の娘だ」



凄い……と言いますかそんなホイホイいて大丈夫何でしょうか



大丈夫ならいいんですが……



すると、久遠さんが円堂さんの手を引いて行ってしまいました



豪「いったい何を言ったんだ……」



塔「いやぁほんとごめん……リカのせいで


んじゃあ私も行かないと、じゃあ!!」



財前さんはこっちまで謝りに来ると、慌てて追いかけて行った



乃「大変そうですね……」



豪「よくある事なんじゃないか?


黒子、練習するか」



豪炎寺さんからのお誘いに頷いて、私たちはコートへ戻って行った

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