狐の顔した反逆者~♪ ページ25
貴「舞踊氷華!」
私の背にある大きな氷の華が散り、刃となった。
冬「…この技は!」
貴「うん、新技。そして、追尾型。逃げても逃げても、追いかける。回避する方法はすべてはたき落とす以外他にない。」
冬「くそっ!」
冬獅郎は反転し、舞踊氷華を防ごうと半歩後ずさるがそこにはしかけがあった。
パキンッ!
冬「なんだこれは!」
貴「氷羅捕縛。設置型でもあり追尾型でもある技だ。標的を完全に捕らえるまで追い続ける。それにこの技は舞踊氷華の五倍は速いぞ。」
バキッ!
冬獅郎は足にまとわりつく氷を砕きまた走り出した。
しかし、氷羅捕縛は恐ろしく速かった。
パキパキッ!
冬「しまった!!」
冬獅郎はどんどん氷にとらわれていく。
そこへ舞踊氷華が襲う。
ドォォォォォ!!
冬「ぐあぁぁ!」
煙があがる。
晴れて見えたのは、倒れた冬獅郎と氷。
私は冬獅郎に歩み寄った。
貴「…ヒントをあげる。」
冬「ヒ…ント…?」
意識は失っていないようだ。
貴「そう。
狐の顔した反逆者〜♪
五の藍色その上に〜♪
疑わしき者光なし〜♪
これ、あの人から聴いた歌。私も最初はなんのことかわからなかったんだけどね。」
冬「お…い、いった…い…。」
意識を失ったようだ。
貴「回復しといてあげよう…。」
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颯乃 - 初めまして!颯乃です!この小説読ませてもらいました!すっごく面白いですね!早くこの小説の続きが読みたいですーーー!!!更新ガンバって下さい!!!これからも、ガンバって下さい!!!応援してます!!! (2015年10月22日 17時) (レス) id: b5e368e820 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん - ありがとぉ!頑張って死神代行消失編までいけたらと思っていますので!ぜひよんでください!! (2015年3月12日 19時) (レス) id: 6e9ab1e5d6 (このIDを非表示/違反報告)
龍炎寺茉莉亜@遊真と駿マジ天使(プロフ) - この作品好きです!更新頑張ってください!応援してます! (2015年3月12日 15時) (レス) id: f84553cf4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2015年3月10日 12時