58 ページ10
隣でパン！という音が聞こえた
そして手が伸びてきて
無線機に触れると新品のように
綺麗な無線機が出来上がった
「あ！
エドワードくん
アルフォンスくん
Aちゃん！」
そこにいたのは
エドとアルとAだった
「お帰りなさい３人とも
大佐がお待ちかねよ」
エドが嫌そうな顔をして肩を落とす
３人は大佐のいる部屋へと移動した
「リオールの件
キミ達のおかげだ
感謝を述べておこう」
「別に
あんたの為じゃねーよ」
「で
賢者の石は今回も不発か？」
エドはしばらく黙る
「...石は偽者だった
でも、力だけはとんでもなかったよ」
顎に指を当てて石を思い出している
「馬鹿デカイ
キメラを練成してたしな」
「石をどう使えば
あんな事ができるんだろう...」
アルが疑問を述べる
「生体練成については詳しくないから
よく分からないけど...」
「でも...ちょっと興味あるな
ちゃんと調べたら身体を取り戻すのに
役に立つ事があるかもしれない」
「うん」
するとロイがとんでもない事を口にする
「生体について詳しい人が
ここにいるではないか」
「はぁ？
そんな奴どこにいんだよ」
エドは眉間に皺を寄せる
そんなエドを見て、ロイは目を丸くした
「鋼の
知らないのか？
生体について少しかじっている奴...
ほらそこ
キミ達の隣にいる彼女だよ」
それを聞いた瞬間
視線がAに降りかかる
『......』
「Aが？」
「あぁ」
『う、うん...まぁ...少しだけ...』
「なんでもっと早く言わねーんだよ！」
『だってそんな事
今まで聞いて来なかったじゃん！』
「生体についてはAに聞くがいい」
『待ってください大佐！
私は少し勉強してただけで
そこまで詳しくありません...
だから...！』
Aは少々慌てて答える
「ふむ...
なら専門家を紹介しよう
“綴命の錬金術師”
ショウ・タッカー
キメラ練成の研究者だが
会わせてやろう」
「大佐がわざわざ...？」
エドが慌てて立ち上がりロイを指差す
「ううう裏だ！
ぜってー裏がある！！」
「疑わしい眼で見るんじゃない！
これでリオールの件はチャラだ
キミに借りを作るのは
気色が悪いからな...」
そう言って４人は車に乗り込んで移動した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねこみや(プロフ) - はじめまして！1話から読みたいと考えています！パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？ (5月4日 15時) (
レス) @page1 id: 279d092456 (このIDを非表示/違反報告)
りょー(プロフ) - 初めまして。一話から順番に読んでいきたいと思っている為、パスワードを教えてもらえませんか？ (3月31日 17時) (レス) id: e3a79d0da1 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - ゆらさん» はじめまして😊1話から見たいので、パスワードが知りたいです。教えて貰えませんか？ (3月3日 2時) (レス) id: bb20f33f2e (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - いちご牛乳様、初めまして！一話から読ませて頂きたいのでパスワードを教えて欲しいです！ (2月29日 23時) (レス) id: 26d8bdc1dd (このIDを非表示/違反報告)
侑香(プロフ) - 初めまして！いちご牛乳様！時の翼1から1話から読ませて頂きたいのでパスワードを教えて頂けないでしょうか？ (2月18日 9時) (レス) id: 760054381c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
