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4人はタッカーに案内された部屋を見渡す



ギャォォォ!



グォォォ!!



滓に入っているキメラが威嚇をする




「うわぁー」



「いやぁ
お恥ずかしい
巷ではキメラの権威なんて言われてるけど
実際の所そんなにうまくは
いっていないんだ」




そしてまた次の部屋



電気をつけると本棚がズラリと並んでいる




「おー!!
すっげ〜〜〜〜!」



「資料室だ
自由に見ていいよ」




「よっし!
オレはこっちの棚から」




「じゃあボクはあっちから」



『私も』



そして3人は3手に分かれて資料を読んでいく



「私は仕事に戻る
夕方 迎えの者をよこそう」




しかしエドは本の方に真剣になりすぎて



周りの声が聞こえていない




「凄い集中力ですね
もう周りの声が聞こえていない
...いるんですね
天才ってやつは...」



タッカーは怪しい笑みを浮かべて



眼鏡のズレを直す



その行動をAは



本を見るフリをして横目で怪しげに見ていたのだった



カチカチカチカチ...



時計が秒を刻む音が資料室に響きわたる



エドはまわりに本を何冊も山積みにして



地面に座り込んで資料を読んでいる



アルは立って本に目を通す



Aは本棚にもたれて読んでいる



すると本棚の影からヒョッコリ顔を出す少女がいた




『ん?』



その視線に気がついたAは本から目を離す




「!!」



ハッ!とした少女は慌てて本棚の影に顔を引っ込める




またしばらくすると少女が少しだけ顔を出し




Aの方をじっと見つめる



そしてニコッと笑顔で顔をこちらへ向けた




『ニーナちゃん...だっけ?』



「うん」



Aは2人の邪魔にならないように小声で話す



まだ本棚の影からこっちを見ている少女



『遊びたいの?』



それを聞いたニーナは満面の笑顔




『そっか
おいで』




手招きするとニーナは喜んでAに近付く



「おねーちゃん
遊んでくれるの?」




『うん
遊ぼ!
あ そうだ ちょっとついてきて』




そして2人は今度はアルの元に行く




『アル アル!』



これもまた小声でアルを呼ぶ




「ん?」




側に近付くA




「どうしたの?」



『ニーナが遊んで欲しいって』



「ニーナ?」



するとAの後ろから顔を出すニーナ



「そうだね
遊ぼっか」



そうして3人は息抜きとして遊ぶ事になった

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ねこみや(プロフ) - はじめまして!1話から読みたいと考えています!パスワードを教えていただくことは可能でしょうか? (5月4日 15時) (レス) @page1 id: 279d092456 (このIDを非表示/違反報告)
りょー(プロフ) - 初めまして。一話から順番に読んでいきたいと思っている為、パスワードを教えてもらえませんか? (3月31日 17時) (レス) id: e3a79d0da1 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - ゆらさん» はじめまして😊1話から見たいので、パスワードが知りたいです。教えて貰えませんか? (3月3日 2時) (レス) id: bb20f33f2e (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - いちご牛乳様、初めまして!一話から読ませて頂きたいのでパスワードを教えて欲しいです! (2月29日 23時) (レス) id: 26d8bdc1dd (このIDを非表示/違反報告)
侑香(プロフ) - 初めまして!いちご牛乳様!時の翼1から1話から読ませて頂きたいのでパスワードを教えて頂けないでしょうか? (2月18日 9時) (レス) id: 760054381c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご牛乳 | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2021年12月20日 17時

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