90 ニク シミ ページ43
＿ ガギンッガンッ
クインケと赫子が交わる嫌な音
亜門さんは怒りに満ち、金木くんは ＿
理性に満ちている 。
貴方「尊敬しちゃうね 。
眼帯さんはS級配置かな？」
磯山「いや…SS級配置だ。」
ふと口にした言葉 ＿
それに重ねるかのように返してくる言葉 ＿
滅多に居ない "SS級" が金木くん 。
ボーッと眺める二人の光景が何度も交わる
そんな時だった ＿
「な〜んかピンチです？」
片手にナイフを持った少年
それは間違いなく迷子だった鈴屋くん ＿
"こんなにたくさんいて皆さん
役立たずですねえ…"
前から思ってた 。
鈴屋くんの言葉はまるきり私の鏡で
深く心を痛めつけてしまう …
貴方「落ち着け、私…」
乱れそうな心をまた、落ち着かせる 。
そしてクスッと小さく微笑み呟いた
�� 戦闘開始 ��
＿ ガンッザンッ
しばらくその場で"待機"する私達
暁ちゃんはソワソワして今にも向こうへ
戦いに行ってしまいそうな彼女 ＿
そして私はまた視線を"彼ら"へ向けた ＿
「…いいんだな…
��ただの喰種��でいいんだなッ！！？？」
タイミングよく 亜門さんの声が聞こえた
なんて、心に響く言葉なんだろう…
私は…色んな本を読み、そんな言葉なんて
何度も何度も見た 。
だけどこの亜門さんの言葉だけはずっと
心に閉まっておきたい ＿
キット金木くんもこの言葉で正気に
戻ったのだろうか 。
金木「僕は…僕は…もう…喰べたくない…」
悲し気に 地面に伏せて声を絞り出す 。
私はそんな彼にゆっくりと近づき
亜門さんを通り越し ＿
眼帯さん(金木くん)の耳元で言った 。
貴方「お疲れ様だね…また次会う時は
私達は"テキ"だよ 。」
これは 捜査官としての私が決めたことだ
決して、どんな運命になろうと ＿
キット彼だけは "生きて欲しい"
友達としての私が最後に想う言葉 ＿
あぁ、モヤモヤする 。
＿ サヨナラ金木くん ＿
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くろりさ。(プロフ) - 62話のドーナッツじゃなくてドーナツだと思います (2014年11月24日 15時) (
レス) id: 8950a2327e (このIDを非表示/違反報告)
夢兎(プロフ) - 日本茶さん» まじですか！？ありがとうございますっっ！ (2014年10月31日 21時) (レス) id: c50a8850ef (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - いやいや、悪いとこないですよ？本化して欲しい！ (2014年10月28日 23時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
夢兎(プロフ) - 日本茶さん» ふぅああああああっ！！ありがとうございます(*^^*) (2014年10月28日 22時) (レス) id: c50a8850ef (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - ファンです！続き待ってまーす！ (2014年10月27日 23時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢兎 | 作成日時：2014年10月5日 14時
