87 ジョウホウ ページ40
あれから 話して数分 _
口を出せば余計な事を言ってしまいそうで
ジッと私は身を固め、黙る 。
ふと鈴屋くんの方を見てみれば
トーカちゃんをジーと見ている _
_ 疑われてる…?
そんな鈴屋くんを見つめていると
鈴屋くんが驚く事を質問した _
鈴屋「どこか悪いです?
なにか吐いた?」
鈴屋くんは冷たい目を彼女に向ける
その瞬間、トーカちゃんは動揺して黙りこむ
篠原「君さ…何処かで会ったことない?」
そんな鈴屋くんの質問と重ねるように
篠原さんの言葉が入る _
流石に、トーカちゃんの限界もきていた 。
貴方「鈴屋くん、具合悪い女の子に
そんな事聞いちゃダメ 。
篠原さんも ナンパしないコトですね 」
静まる場を暖めようと冗談を入れた
すると、トーカちゃんは
トーカ「あはは… (苦笑」
と 一歩引いた笑顔で返事をする 。
貴方「そろそろ帰りますか…」
これ以上、場の雰囲気を悪くしたくないため
私は 帰る事を 提案した _
鈴屋「ごちそうさまでした〜」
鈴屋くんの言葉でこの場はお開き _
_ in 道 _
貴方「鈴屋くんも篠原さんも、
怖い顔しないでくださいよ… (苦笑」
"あんていく"を出てから二人は
どこか、探るような顔 _
やっぱりトーカちゃん…
いや、"あんていく"を疑っている 。
鈴屋「あの女の人どこかで見たような〜」
うーん。と唸って考えだす鈴屋くん
きっと トーカちゃんの事だろう 。
私はふと思った 。
"アオギリ戦"の時にトーカちゃんと鈴屋くんは
_ 対面している _
なのにバレなかった…?
あぁ、そうかマスクか _
あの時の彼女はマスクをしている状態で
今の彼女はマスクをしていない _
あの時、彼女の名前は出してたものの
先程では、名前を出していない _
忘れかけていた事を思い出す 。
記憶のカケラを必死に集め私は安心する
貴方(良かった…。バレてない…)
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くろりさ。(プロフ) - 62話のドーナッツじゃなくてドーナツだと思います (2014年11月24日 15時) (レス) id: 8950a2327e (このIDを非表示/違反報告)
夢兎(プロフ) - 日本茶さん» まじですか!?ありがとうございますっっ! (2014年10月31日 21時) (レス) id: c50a8850ef (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - いやいや、悪いとこないですよ?本化して欲しい! (2014年10月28日 23時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
夢兎(プロフ) - 日本茶さん» ふぅああああああっ!!ありがとうございます(*^^*) (2014年10月28日 22時) (レス) id: c50a8850ef (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - ファンです!続き待ってまーす! (2014年10月27日 23時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢兎 | 作成日時:2014年10月5日 14時