貴方は喰種で私は捜査官で【東京喰種】２

86 スリル ページ39

＿ in 会議室 ＿



さっきから、篠原さんと鈴屋くんが


ずっと何かを話している ＿


気になった私は二人に声をかけた



貴方「なに話してるんですか？」



きょとんと戯けた私を見て篠原さんは


"喫茶店 へ行くんだよ"と言った


…喫茶店？


もしかして、と思い私は疑問を問う



貴方「"あんていく"ですか…？」


篠原「あぁ、そうだよ 。」



そんなの駄目に決まっている


"あんていく"が今一番 情報の鍵を


掴める場所 ＿



貴方「私も…いいですか？」



二人だけを"あんていく"へ行かせる訳には


いかないので ついて行く事を要求した



すると、意外にもアッサリとokされた 。



＿ in あんていく ＿



貴方「美味しいですね〜」


私は出された珈琲を飲んで 落ち着く


でもマダ心の中はモヤモヤ状態


暖かい珈琲でも冷たく感じる ＿



「すいません…アイス珈琲のおかわりを」


ぼーっとする私に対して声が聞こえた


チラッとその方向を見るとそこに居たのは


トーカちゃん ＿



鈴屋「ココアおかわりです」


貴方「あと、このミックスサンドってのを」



いくら"喰種"だとバレていなくても


喰種と疑われている人が友人なんて ＿


言ったら 処分されるだろう 。


トーカちゃんはニッコリ笑って、


"かしこまりました"と言った ＿


そして厨房に行こうとするトーカちゃん。


＿ だったが、篠原さんに止められる



篠原「店員さん…ちょっと聞きたいんだけど」

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