73 アマクテ ページ26
貴方「…やっ…」
逃げようとしても後頭部を鈴屋くんの片手で
押さえられ今の状態で固定される 。
目を薄めて鈴屋くんの表情を見てみると
ピンク色になった頬と楽しそうな表情 _
薄っすらと私の目に涙が溜まる 。
だが、鈴屋くんはそれをチラリと見るだけで
やめようとはしない 。
次第に私の抵抗も効かなくなって、
彼に身を任せるままに舌を絡める _
そして数分経つと鈴屋くんは唇を離した
私と鈴屋くんを繋ぐ透明の色ができて
プツン と切れた 。
真っ赤な顔の私は涙目になり息が荒れる
危うく 肩で息をしそうになるがそれを止め、
満足気に鼻歌を歌う鈴屋くんに向かって
_ 黙って顔を赤くするだけだった 。
鈴屋「美味しかったですね♪」
鼻歌を歌うのを止めて私に言う 。
そんな鈴屋くんの表情も"愛しい"と思う
貴方「私は…まずかった…」
ワザと不満そうな顔をして言うと鈴屋くんは
頬をプクッと膨らませ 拗ねるようにした
_ 嘘。本当は気持ち良かった _
なんて私の想いも 今は秘密 。
貴方「あははっ…ごめんね」
拗ねたままの鈴屋くんにそう言うと
また、鈴屋くんは満足気に笑った 。
鈴屋「Aさんのこと好きですよ〜」
_ "愛する人"として
微笑みながら言うその言葉は違和感なく
その話の流れにより、掻き消された 。
貴方「私も…好きだよ (微笑」
"仲間"として _
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くろりさ。(プロフ) - 62話のドーナッツじゃなくてドーナツだと思います (2014年11月24日 15時) (レス) id: 8950a2327e (このIDを非表示/違反報告)
夢兎(プロフ) - 日本茶さん» まじですか!?ありがとうございますっっ! (2014年10月31日 21時) (レス) id: c50a8850ef (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - いやいや、悪いとこないですよ?本化して欲しい! (2014年10月28日 23時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
夢兎(プロフ) - 日本茶さん» ふぅああああああっ!!ありがとうございます(*^^*) (2014年10月28日 22時) (レス) id: c50a8850ef (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - ファンです!続き待ってまーす! (2014年10月27日 23時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢兎 | 作成日時:2014年10月5日 14時