23.即死 ページ25
orange
『チッ…どうしたらいいワケ…!?』
イヤミから聞き出した情報によると
(てかアイツべらべら喋り過ぎなんだけど)
デカパン博士のあのビー玉的なものは
ダメージを受けるとそれと同じだけ回復する、
という言ってしまえば即死技以外を無意味に
してしまうという最強の薬らしい。
流石にある程度戦闘経験のある人間を即死させることは難しく、このままではこちらがやられかねない状態。
「シェー!馬鹿な奴ざんすーっミー達を騙そうとするなんて!大人しく仲間になっていればいいものを!」
『ハッ、それだけは嫌なんですけど。しぬほうがマシだわバーカ。』
ならばしねぇ!とイヤミがナイフを投げてくるが避ける…が、そこには。
『地雷ぃ!?』
ちょっと、【296】の主要メンバーが集まってるっていうこの場所で何やってんの!?
思いっきり踏んでしまった僕はなんとか足を上げないことで地雷の爆発を防いだ。
だけどこれじゃ身動きが取れない…!
「うひょーっやっぱりひっかかったざんす!
お前なら地雷を踏んでも爆発させないはずと
思っていたざーんす!」
だから自分にも危険が及ぶ地雷なんか置いたの!?僕のこと信用し過ぎじゃない!?
イヤミが後ろにまわり私に銃口を向けるが
僕は何も出来ない…今体重をどこかに移動させると地雷が爆発してしまうかもしれないから。
なんとか銃をイヤミに向けるが見えないのだから撃ったところで弾を無駄にするだけ。
『…まだ死にたくないんだけどなぁ。』
イヤミが余裕から僕をころすのを先延ばしに
している今のうちになんとかしないと…!
そして僕は視界の端にヤツを見つけた。
『おいイヤミぃ!お前の大事な大事な
デカパンちゃんを殺すが、いいか!』
イヤミ、アンタなら知ってるでしょ?
僕の銃の腕なら、ほぼ一般人のデカパンくらい即死させられるから。
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めーりん(プロフ) - 純さん» 有難うございます!( ´ ▽ ` )コメント頂くと更新せねば!ってなる私…笑 ちょっと今から更新してきます( ⊃˙-˙)⊃(ペン) (2017年12月21日 23時) (レス) id: 14a4a43ae4 (このIDを非表示/違反報告)
純 - カッコいい!!背景?もカッコいいですね! (2017年12月21日 23時) (レス) id: a26498a704 (このIDを非表示/違反報告)
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