16.あの ページ18
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「ねーカラ松ぅ?」
おそ松は退屈そうに椅子を揺らしながら
近くで書類の整理をしているカラ松を呼んだ。
「どうしたbrother?」
「…そろそろかな〜ってさ〜。」
おそ松がカラ松に向かって紙飛行機を飛ばす。
「そろそろ…?何のこと……もしや…!」
カラ松が紙飛行機を慌てて開くと
そこにある内容にしばらくハテナを浮かべたが
少しすると何かを読み取りおそ松を振り返る。
「うん、そろそろさ〜?
【296】との直接対決するべきかなって。」
「確かに情報も集まったし、Aもかなり
慣れてきてはいるが…しかしっ…。」
カラ松は反対しているようだ。
それもそのはず、彼はAを一番よく見ている。
カラ松はAの教育係を務めていた。
基本的には攻撃、防御、罠設置…等
全てにおいて俺たち以上だ、と評価していた。
しかし、時折何故か手が震えて…銃の照準がずれたり、ガードが遅れたりすることがある…
理由を聞いても"ごめん"とだけ言って
教えてくれない、ともよくチョロ松に
こぼしていたのだ。
『僕は行きたいな。』
「A!?」
カラ松がAの声に扉をみると、
そこには紙のような物を持ち微笑むAがいた。
おそ松は気がついていたのだろうか、
驚かなかったけれど。
そしてAが話し出す。
『潜入生活って疲れんだよ…ってのは建前で。
実はさ、【296】は僕の探し続けていた
あのマフィアかも知れない。』
「…あの…?どういうことだ?」
「やっぱりかよ〜、予感的中してんだけど。
俺って天才?」
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めーりん(プロフ) - 純さん» 有難うございます!( ´ ▽ ` )コメント頂くと更新せねば!ってなる私…笑 ちょっと今から更新してきます( ⊃˙-˙)⊃(ペン) (2017年12月21日 23時) (レス) id: 14a4a43ae4 (このIDを非表示/違反報告)
純 - カッコいい!!背景?もカッコいいですね! (2017年12月21日 23時) (レス) id: a26498a704 (このIDを非表示/違反報告)
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