爽やか野郎的理論29 ページ29
頭がズキズキと痛む
起き上るとそこには心配した顔のAがいた
A「セト・・・!!」
セト「う、うわあ!?」///
勢いよくAが俺の胸に飛び込んでくる
チャイムの音が鳴り、みんなもう帰り始めている
窓の外綺麗なオレンジ色の夕焼けだ
A「セト・・・」
Aがキュッと俺にまたがったまま布団を掴む
いったい俺はどうして保健室のベッドで眠っていたのだろうか?
セト「お、俺はどうして、寝てたんすか・・・?」
A「あんた、金髪の男を殴ったのよ、そしたらやり返しで殴られて倒れた」
セト「そ、そうなんすか・・・」ガーン
Aに殴られているところを見られてしまい落胆する
A「でも、何度もあの男に立ち向かっていって、私を助けてくれたっていうか・・・・だから、その、ありがとね・・・?」///
セト「あ、え、あ、・・・」
真っ赤な顔をしたAが俺にお礼をいってくれるのだが、それはいつもの作られた表情じゃなくてもちろん本物で
しかもこの体制だ・・・
思わず顔が熱くなるのと共に、俺の息子が立ち上がってしまう
息子が元気になってしまい慌てると、俺の元気な息子に気づいたのかAは「はぁ?」とキレた顔をしたがすぐに笑った
A「ハハッ、バーーカ(笑)」
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作者名:にひりんこ | 作成日時:2015年4月26日 21時