喧嘩勃発 4 ページ40
隊員に運ばれて
俺は奥の席に座っていた
その隣を見れば
笑いをこらえている
イゾウとラクヨウが・・・
「んひっひっひっひ・・・!」
「てめぇら・・・」
もう怒る気も起こらない
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Aをマルコが怒らせて
1週間ほどたっただろうか
彼らは相変わらず一緒には過ごしていない
Aは、まだお怒りだ
マルコの様子から、それは伺える
彼はまた煙草を死ぬほど
吸い始めて
部屋の中に邪魔したときは
煙草の匂いで、さすがの俺も
けほけほ、とむせ返った
「吸いすぎだろ!!?」
「あ・・・?
何の用だよぃ・・」
「この間の!!
商人との取引のリスト
出来上がったか聞きに来たんだよ・・
その様子だと出来上がってな」
「出来てる、ほらよ」
彼は煙草を一度に3本ほど
吸いながらも
ぱっと仕事はこなせる奴で
目的の書類を受け取ることができた
・・・にしてもだな・・
「まだ仲直りできてねぇの?」
「・・・出来てたら・・
今頃、俺ァ煙草吸ってないよぃ」
「ハァ〜〜・・・」
どうすりゃいいかね
本人たちの問題とはいえ
このままだとマルコの肺が
再生できないほど黒くなる
なんとかして、Aの怒りを
収めることはできないだろうか、と
考えていると
「・・・Aは、元気か?
最近姿を見てねぇんだ・・
今は俺が傍にいてやれねぇ
だからサッチ・・頼む・・
あいつは表情は笑ってても
腹の中じゃ落ち込んでたり
悲しんでたりする
その時はお前が励ましてやってくれ
あぁ、それと、もうすぐで
Aのせ」
「あーもー!!うるせぇーんだって!!」
ごちゃごちゃうるさいマルコの
首根っこを掴んで
「頭冷やしてこいや!!」
マルコを引きずりながら
そのまま男風呂まで行き
服のまま、ドボン、と
マルコを放り投げてやった
「おい、いきなり何すんだよぃ」
「うだうだうだうだ・・
色々考えてる暇があったら
風呂でも入ってすっきりしとけ!」
適当な着替えを
マルコの部屋から持ってきて
脱衣所のロッカーに
ぼふん、と突っ込んでおいた
今の時間は誰も入らんだろう
あぁ、ちょっと
胸がすっとしたな
ふぅーと息を深く吐いてから
マルコの部屋に向かって
彼がまだ手を付けていない
仕事の書類に目を通した
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サッチに服のまま
風呂場に放り込まれる
あいつ何に怒ってんだよぃ
不思議に思いつつも
素直に濡れた服を脱いで
しばらく湯につかった
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ロモォコ - まなかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです〜!!これからもよろしくお願い致します!! (2021年11月10日 14時) (
レス) @page42 id: f9fe79d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めちゃくちゃ文字打ったら短い文章にしろと言われ、、泣 最初から読みました！大好きです！！更新楽しみにしてます！！(こんなんじゃ言いたい事足りない泣) (2021年11月9日 19時) (レス) @page42 id: 3d8bc76236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2021年9月26日 2時
