内緒 ページ6
「で、何しに来たの蛞蝓。」
「飯食いに来たんだよ誘われたからなぁ。」
『喧嘩しないで。』
私は料理を出しながら言う。
『はい、どーぞ。』
「「ありがとう」」
二人の声が重なった。被せんなとかなんとかまた二人で言い争っている。
くだらなーい。
「美味しいよA。」
『それは良かった。』
ニコリと治に笑いかける。中也はがっつきまくっている。
嬉しい限りだ。
さあ、私も食べるとするかぁ
**************
食器を片付け終わった後、私たちは雑談タイムへと
入った。
「しっかしよー毎日毎日、女どもよく飽きねぇよな。」
中也が呆れたような顔をして言う
『廊下うるさすぎどうにかなんないの?』
私が二人に問うと、ねェな、と返って来た
『モテる男は大変ですねぇ。…なんだっけ、中島くん?芥川くんだっけ?その子達も可哀想に。』
哀れみの目を向けながらいうと
「ねぇ、そろそろ言ってもいいんじゃない?私たちの関係。」
と太宰が問う
「そうだな。その方がいいだろ。」
中也もそれに賛成する。
『やだ。』
勿論わたしは反対だ。
え?理由?平穏な日々を過ごしたいから。
「なーんで?彼女だーってバラした方が私に寄り付く香水だらけの虫も減るでしょう?」
太宰が名案だとでも言いたげな表情で言う。
「それに、俺とは幼馴染って公開すれば少し俺に寄り付く虫も減る気がするしな。」
中也も口を揃えて言う
『無理無理。女子からの目が痛くなる。』
私は断固反対!
「後、男達からAの事を諦めてもらえる。」
『え?私?なんで私なの?』
「知らねェのか?手前のファンクラブってやつがあんだよ。モテる女は大変だなぁ。」
なにそれ初耳。
94人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そえる -sougo-(プロフ) - みかげさん» ですねぇ…!わわっありがとうございます!!頑張ります 〜 ! (2018年8月22日 21時) (レス) id: f613aa0801 (このIDを非表示/違反報告)
みかげ - おっ!!岩切ちゃんの登場ですね!!このお話すごく好きです!!更新待ってます!! (2018年8月22日 21時) (レス) id: 9a6b1a518e (このIDを非表示/違反報告)
そえる -sougo-(プロフ) - 五月雨花火さん» ありがとうごさいます!!コメント嬉しいです!!頑張ります!のろのろ更新ですが、おつきあい下さると嬉しいです… (2018年8月12日 13時) (レス) id: f613aa0801 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - この作品は何時読んでも楽しいです!更新頑張って下さい!! (2018年8月12日 10時) (レス) id: 8682f98dd3 (このIDを非表示/違反報告)
そえる -sougo-(プロフ) - 通行人Nさん» わぁぁありがとうございます!忙しくなかなか更新できないのですが、できるように頑張ります!コメント嬉しいです!期待に応えられるよう頑張ります笑 (2018年8月7日 9時) (レス) id: f613aa0801 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:そえる -sougo- | 作成日時:2018年4月3日 19時