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「普通に重いねんけど」
龍「ええやんかー」
「もう、何なん(笑)」
龍「サプライズとかするからやん」
舞い上がるやん、とほろ酔いの龍友。
「喜んでくれたならよかったけど」
龍「喜びすぎて空飛べそうや」
「真面目に言うのやめて(笑)」
龍友の発言に運転手も思わず笑う。
こうしてAと久しぶりの我が家に帰ってきた。
「ただいまー」
犬達にわしゃわしゃと挨拶をすると、真後ろにいる龍友の方を向き、チュッとキスをする。
龍「なぁ、そんなんしてどうするん」
止まれへんで、と今にも押し倒しそうな勢いでAに深く口付ける。
「ん...」
応えるように首に手を回すA。
しばらくいい雰囲気でキスをしていた2人だったが...
「ふふっ、ごめんって(笑)」
自分達も遊びたい犬達が、それを阻止するように2人の間に入り込んでくる。
龍「そんなに嬉しいんか、お前らー(笑)」
邪魔しおって、と言いながらわしゃわしゃとしている龍友も嬉しそう。
「お預けやな？」
少し挑発的にそう言うと、そうやな、と龍友も返す。
「あー、久々のこの家の匂いやー。落ち着く」
龍「すっかり我が家やな？」
「ん、そうやなー」
不思議、と犬達を抱きながらソファーに座るAを、写真に収める龍友。
「めっちゃ写真撮るやん(笑)さっき居酒屋でも撮ってたやん」
龍「後で見返す用やねん」
「そうなん」
龍「あかん？」
「いいけど」
口にはしたが、大して気に留めていない様子。
こうして2人はひとしきりくつろいで、一緒に浴室にやってきた。
汚れを落として、仲良く湯船に浸かる。
龍「早く来たから早く帰るとかないよな？」
「残念ながらないねんなー」
龍「残念ちゃうやろ(笑)」
「はいはい、そうやな(笑)」
龍「明日早いん？」
「ん、早いなー」
龍「えー、嘘やん」
「ロケ先ちょっと遠いねん」
龍「どこでロケするん」
「舞浜の方」
龍「なぁ、それ絶対●ィズニーやん」
「バレた？」
龍「裕太くんとディ●ニーでロケするん？」
「やなー」
龍「めっちゃずるいやん」
「龍友くんとは、またプライベートで行ったらええやん」
龍「じゃあ今年中に行く？」
「いいよ？」
龍「絶対やからな？」
「約束破ったら？」
龍「お仕置きに決まってるやろ」
そう言って挑発的にAに近付く。
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年9月6日 20時
