其の三_人生相談 ページ6
A Side
トントンと社長室を叩く前に誰かに腕を掴まれた
A「だ、太宰さん…」
驚き目を見開いた、何故なら顔が間近にあったからだ
太宰「はぁ…はぁ…本当に覚えてないの?私は7年君を想っていたのに…」
太宰くん…は優しすぎる…けど乱歩さんが…怒ってしまう
A「さぁ…?私は今から福沢せんせ…社長に会うんですが…」
そう云うとパッと手を離された
太宰「済まない変なことを聞いたね」
そう云い太宰君は背を向けて歩いていった
A「覚えてるよ、太宰くん」
私はそう呟き社長室を叩くのも忘れ扉を開けた
福沢「……?どうしたA」
そう云われ勝手に椅子に座る
A「福沢先生…人生相談です。この先どうならラクですか?涼しい風に吹かれていたいんです」
そう云うと「そうか…」と云った
福沢「また乱歩か?」
そう云う福沢先生に間を開けてから首を振った
A「昔も森先生に人生相談をした事があるんです。」
福沢「……」
その時私は森さんに云われた…
A「『君は私の命令だけ聞いていれば良いのだよ』その時は諦めた様にそっかと返しました」
そう言うとポンッと頭に手を置かれた
福沢「Aがまだ好きな人を想っているのは知っている。だが…それを私情に持ち込むのは避けてくれ」
そう云われ私は頷いた…
A「失礼しました」
私はそう云い社長室を出た…何をしたいんだろうか…
A「はぁ…戻ろ」
私はそう云い事務室へと戻った…聞かれている共知らずに…
国木田「太宰!何をサボっているんだ!」
太宰「国木田くん今私の天使の声を聞いているのだよ」
太宰はそう云いヘッドホンでAの声を聞いていた…(怖っ)
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作者名:匿名Sです。 | 作者ホームページ:太中は世界を救う崇めよ
作成日時:2024年3月24日 11時