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店員「おっ？上手いよ 1個どう？」
シュー「では」
そう言われたのでお言葉に甘えることにした
店員「へい どうぞ スタンプはそこね」
スタンプ？とは一体……？
この棒の様なものをさして食べるのだろうか？
シュー「ん ん？ はぁ (*'༥'*)ŧ‹”ŧ‹” !?」
あぁ 口の中でニンフ達が踊っている
これは一遍の詩だ！ まさしく
シュー「かっ…… 貴方はやはり芸術家だ！」
店員「えっ？ ど、どうも」
言いたい事も言えたので早くベートーヴェン先輩を捜しに行かねば…
シュー「では」
店員「あ えっ ちょちょ お代は？」
お代？
店員「真面目に働けよ！ 俺は一服してくるからな
逃げたらただじゃ置かねぇぞ」
お代など持っていなかった私は働いて返す事にした
餃子を鉄板の上に置いていく
…アダージョ アレグロ ダルセーニョ いけない
魔王の誘惑と知りながらこの愉悦を止められない
シュー「ラーラーラーラーラララララー
ラーラーラーラーララー♪=͟͟͞͞♪=͟͟͞͞ (⑉•ᗜ•⑉ )」
客「ん？」
シュー「ラーラーランラーララララーラーラーラーラ ララ」
客「歌う餃子屋さん？」
客「面白そうじゃね？」
客「すみません 1つくださーい！」
そう言われたので餃子を箱に詰めて渡した
客「んー！」 「美味い!!」
その声を筆頭に皆が餃子を頼み始めた
「あたしも1つちょうだい！」「こっち2つ!!」
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Aside
「こっちにも!!」
奏助「ん？」
『何か騒がしいね 何かあるの？』
すぐ隣を見てみると
奏助「あぁ すげー行列出来てんじゃん」
長い行列が出来ていた
ベト「良かろう まずはここからだ」
シュー「ラーラーラーラ ラララララー
ララーララーラーラー」
めっちゃ歌上手いじゃん！Σ(ﾟДﾟ)ｽｹﾞｪ!!
てか、ベトさんが餃子の紙を見てるのは分かる
なんでモツさんは鏡を見て髪ではなく帽子をいじってるんだ？
『で、モツさんはなんで鏡見てるんですか？』
モツ「いや、女の子をナンパするための準備を
あっもしかしてA嫉妬した〜？」
『なんでそうなるんですか!!?』
奏助「何かこの曲聞いた事あるな〜」
〈野ばら フランツ・シューベルトの作曲の歌曲の中で
最も有名なものの1つで 歌曲「魔王」と同様 ゲーテの詩に曲を付けたもの
こんな有名な曲も知らないなんて なんで馬鹿な…あぁ!?〉
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作者名：アイスですm(*_ _)m | 作成日時：2022年5月29日 7時
