あれっ…音羽館ってこんな騒がしかったっけ？【クラシカロイド】 (ページ3)

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奏助「だから!?だから俺の荷物捨てるの!?」

歌苗「違うって…」

奏助「んじゃあ誰これ？」

『人をこれとか言っちゃダメ!!』

そんなことも気にせずモツさんは

モツ「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。以後、お見知りおきを」

と自己紹介をした。

奏助「アマデ、ウス、モーツァルト？」

モツ「そ。モツでいいよ」

奏助「あ、奏助っすー。よろしくー……っていい感じの恋人じゃん。で、どっちの恋人なの？」

あれっさっき誤解は解けたんじゃ…？

「『だから、違うって』」

…ん？なんか焦げ臭いな(･ω･三･ω･)ｸﾝｸﾝ

どこからだ？

歌苗「ん？」

どうしたのかと思い歌苗の方を向くと………

何故か向こうの部屋から黒い煙が漏れ出ている光景だった

『いや、なんで!?火事!?』

歌苗「お、落ち着いて！とりあえず確認を…」

と歌苗がドアを開けると

火炎放射器で鉄板の上の餃子を焼こうとしてる人が←

いや絶対焦げる料理苦手な私でも分かるやばいヤツだ‪w

歌苗「何やってるんですか？！」

ベト「ギョーザーだ！！」

歌奏『「「は？」」』

あ、奏助と歌苗とハモった

ベト「焼くのだ、ギョーザーを！！」

歌苗「は？！餃子を焼くのに何でこんなもの…」

『そんなので焼いたら餃子焦げちゃうでしょ!?』

ベト「料理は火力だ！！と、この書物に載っていた」

それただのマンガだから！！

確かに火力も大事だけど火炎放射器なんて使ったら餃子だけじゃなくて部屋も…

歌苗「いや、そういう事ではなくてですね！第一、この部屋には入らないでくださいってお願いしたじゃないですか」

ベト「小娘達よ、ギョーザーは素晴らしいな」

歌苗「話を聞いてください！」

ベト「パンチの効いた旨みはティンパニーの如く！！
肉と油、繊細で鋭い食感が重なり合う───」

なんか語り出した……

まぁ頷いておこう。(。'-')(。,_,)ｳﾝｳﾝ

しかもモツさんさっき『家の中でローラーシューズは禁止』って言ったのにまたやってるし……はぁ……

ベト「──渾然一体となって醸し出されるそのハーモニー！これ程のものか！ギョーザーとは！」

『なんか、餃子ってすごいんだな…(𖦹‎ 𖦹‎‎ )

まぁ確かに美味しいけど…餃子。』

奏助くんも呆れるって相当だよね？

とりあえず話を聞いて欲しい

奏助「これも彼氏？」

「『あんたまで私をイラつかせないで(^ω^#)』」

さっきから違うと言っているのに

マジで話を聞いて…