27話 エキセントリック ページ31
桃太郎「…………え?何見てんの?………俺?何?後ろ?(振り返る」
藍月「…?(振り返る」
鬼灯・月華「「………」」←2人して手を鳴らす準備
パンッ!!
藍月/桃太郎「「ぅひゃぁぁぁっ!?/ギャア!?」」
桃太郎「何すんだアンタ等!!(怒鳴」
藍月「2人共!!(。;^ˇ_ˇ^ 。)」
鬼灯「すみません、つい」
桃太郎「何なんだよ!この双子どもどこ見てたんだよ!!エキセントリック不思議幼女め!!!4人して無表情やめろ!!(怒鳴」
藍月「本当に月華は仕事モードになると無表情ですね!?」
桃太郎「……………そういや、サラッと流しちゃいましたけど座敷童子って福を運ぶんですか?」
鬼灯「そうですよ」
月華「商家に住みついてその家を繁栄に導きます。イタズラ好きですがいい妖怪ですよ」
藍月「しかし反面、座敷童子が出て行ってしまうとその家は一気に没落してしまうんです^ ^」
桃太郎「え〜〜じゃあいいとも言えないんじゃ……(汗」
鬼灯「全てが彼女達のせいではないんですよ。彼女達は発展途上にある商家に好んで住み着きますが……」
月華「家人が欲に溺れ努力を怠るようになった途端出て行ってしまうのです」
鬼灯「そういうシビアでシニカルな所、私、大好きです。お小遣いあげちゃいます」
月華)「僕からも」
座敷童子「「わぁい」」
藍月・桃太郎「「姪っ子に甘い親戚の夫婦」」
桃太郎「…しかし発展途上にある“商家”っていうと今はいわゆる“会社”?」
鬼灯「はい。ここ最近まで大手企業を転々としていたようですが……どこも長居はできなかったようです」
桃太郎「フ〜〜ン……………あっ。ここ数年、現世の企業が急成長しちゃ潰れてるのって……」
月華「彼女達のいた企業もあったでしょうね」
座敷童子「「…………(じ〜」」
藍月「………?^ ^;」
座敷童子「「………藍月…様?」」
藍月「え?」
月華「あ、一応先に名前教えておいた」
藍月「あぁ、成る程…。では改めて……私は藍月と言います。よろしくお願いします^ ^」
座敷童子「「…………よろしくお願いします」」
藍月「私の事は好きな呼び方で良いですからね?^ ^」
座敷童子「「………(頷く」」
鬼灯「さて、この子達の住む家を探さなくては。ではまた。行きますよ3人共」
月華「あ、うん」
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作者名:紫雲レイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uchimi09215/
作成日時:2014年7月28日 14時