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彩side

私は、秀明の近くの駐車場にマウンテンバイクを止め秀明に入った

入った途端私のクラスの講師、時雨(しぐれ)から

呼びとめられた

ちなみに私、受験Bクラスにいる

私、三ツ谷Cにいけるくらいの

実力はあるんだけど、わざと成績を落としてる

理由は、簡単

受験Bクラスの方が昇降口に近いから

でも、なんだろ

なんかしたっけ

思い直しても何もない

「時雨、なんだよ」

「講師に対しての態度はそれか」

私は、深くうなずいた

「別に、いいだろ」

「よくない。そもそもお前呼ばわりやめろ」

「無理」

私が、即答したせいか時雨が大袈裟に肩を落とした

私ととりあうのが面倒くさくなったのか

説明し始めた

「お前を今日から、特別クラスにいれる」

特別クラス?

「何だ、それ」

「大まかに説明すると、特別クラスは成績にバラツキがある

生徒を集めているんだ。立花は、国語ができるからな」

国語か

私、国語は満点に近い点数だしてたからな

「立花の他にも、生徒がいるからな」

おい、ちょっと待て

「私、まだ入るとか一言もいってねぇんだけど」

「お前の母親からは、入れてくださいっていわれたんだけどな」

あいつ、勝手なこといいやがって

面倒くせぇ〜

それに、私の他にも生徒がいんだろ?

そいつらと関わるのも嫌だし

私ってついてない

「いまから特別クラスのぞいてくか?」

「ヤダ」

「いいだろ?見に行くぐらい」

そういってスタスタと歩きだした

私は、仕方なくその後についていく

「立花の他は、男子だからな」

あっそ

特別クラスと思われる教室の前まできた

「入るぞ」

少しドアを開けると、中からガタガタという物音が聞こえ

「隠せ!」という押し殺した声が聞こえてきた

「あいつら、教師を敵だと思ってんだよ」

「なら、私と同じ考えか」

こういうと、時雨が「お前もか・・・」

と、いいたげな表情をしていた

時雨がドアを開け、教室の中を覗くとそこには

今日、自転車ごと転げていたkz男子と

kzのメンバーだった

ゔ・・・

こいつらと一緒だなんて

マジ最悪

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作者名:天奏 | 作成日時:2018年12月19日 15時

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