ページ20 ページ24
彩side
留学当日
「ほら、紗姫行くよ」
「うん・・・じゃなくて、はい。
彩様」
ここは、成田空港
私はリュックをかるってる
一応、財布とパソコン2台、スマホ2台入れてある
で、成田にいる人は紗姫と祐飛、それに蓮
・・・ついでにあいつ
あいつのいる前では、紗姫達3人が
敬語になっちゃうんだよな
「彩、あっちにいったら2人がいるから
何かあったら言うのよ。
それと、学校の編入手続きはしてあるから
明日からいってね。
学校の名前はフィリップス・アカデミーよ」
うわっ
超名門私立小中高一貫校じゃん
それに、ボーディングスクールだし
「あのさ、1つ聞くけどそこって
ボーディングスクールだろ?」
「えぇ。そうよ」
「あの・・・。
つかぬ事を伺いますが、ボーディングスクールとは
一体何ですか」
紗姫達が、話しについていけていないみたい
私は紗姫に向き直った
「ボーディングスクールは、日本で言う
寄宿学校だよ。
授業が少人数で行われるのが特徴だ。
寮生活において学業のみならず
心身共に修養し、規則、礼儀、自立心、
コミュニケーション能力を養成する」
紗姫達はへぇーといいそうな顔になった
その時、アナウンスが流れた
「ジョン・F・ケネディ国際空港行きの便が
出発します・・・」
「じゃ、行ってくるから」
「頑張ってきてね」
私はその言葉を最後まで聞かずに
クルリと背を向けた
後ろで、あいつが紗姫達にいっている声が
聞こえた
「紗姫、祐飛、蓮、彩の事を
よろしくね」
「「「はい」」」
・・・あいつらによろしくされたくないんだけど
44人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天奏 | 作成日時:2018年12月19日 15時