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彩side

廊下を渡って書斎にいくと、あいつが

書類を見ながらパソコンをいじっていた

私が入ってきたのが分かるとパソコンを閉じ、

こっちに目線を移した

「彩、今日パーティーがあるの。

準備しといてね」

は?

そんなこと聞いてないんですけど

「あのさぁ、そういう事は前もって言っとくように

いってるよなぁ?!」

「は、はい!!」

あいつは私の声音にビビッたのか

裏返った声を出した

「って言うか私、パーティーとか人が集まる所

嫌いだって言ったぞ!」

「で、でも・・・」

「あ、誰かに何か言われたとかは無しな。

そう言うの私信じないから」

あいつに反論をさせない為、

私はてっとり早く言った

「ご、ごめんなさい!!」

すっごい勢いで謝ってきた

まぁ、そこまで言うなら今はいいや

「で、他には何かない訳?

私を呼んだ理由」

「あのね、彩『あの』仕事に

復帰しないのかなと思って」

あー、『あの』仕事ねぇ

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作者名:天奏 | 作成日時:2018年12月19日 15時

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