37話 覚悟と本気 ページ42
―母の部屋―
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反対されても私は負けないつもり。
好きなものは好きなんだから。
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総「母上。紹介しまさァ。この前言った俺の好きな人です。コイツと・・・Aと結婚したいんでさァ。」
母「・・・お父さんまでいるじゃない・・・何してんだか・・・」
父「俺が来ちゃいけねえのかコノヤロー!!!!!!」
あ「はっ・・・初めまして!Aっていいます!今総悟が・・・総悟さんが言ったことは遊びではなく本気なので・・・!どうかこのこと考えてもらえないですか!」
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母「貴方わかってるかしら?総悟は財閥の息子なの。貴方みたいな庶民に総悟を任せられるとでも・・・」
あ「言ったはずです。『本気』だって。そんな生半可な気持ちで来てるわけないじゃないですか。反対も承知で私はこうして来ているんです。本気で総悟さんを愛しているんです。これから何があろうと支え合っていく自信があります。」
総「Aと同じでさァ。コイツ、外見に比べて中身はしっかりしてるんで心配はありやせんよ。俺が会社を継ぐこともニュースでやってるし知ってらァ。財閥の息子の妻なんて苦労するってわかってるのに俺と結婚したいって言ってくれたんですぜ。
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母上。許してくれるまで、俺ァ家に帰ってきません。Aの家にお世話になりやす。」
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あ「え!?ちょ・・・それ初耳なんだけど!?」
父「鼻血出そう・・・」
あ「貴方は何を想像してるんですか!!!!!!!!!」
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母「そんなことしても無駄なのはわかってるでしょう。私が決めたゆかりちゃんと結婚しなさい。」
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総「・・・じゃあ決まりでさァ。認めてくれるまで会社経営の手伝いも、財閥の集まりも、家にすら帰ってきませんからね。
あまりにも母上が頑固なら、俺ァ親子の縁を切りやす。」
母「総悟いい加減に・・・!!」
総「それくらい本気なんですよ。A行くぜ。」
あ「え・・・あ・・・」
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総悟は私の手を引っ張り、無理矢理部屋を出た。
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ゆき - 猫さんの作品はほとんど全部読みました! これからもたくさん作ってください (2014年11月10日 18時) (レス) id: fee08e7b21 (このIDを非表示/違反報告)
涼凪 - 完結しましたね!猫さんの作った作品を読むのは、この話が初めてでしたけど、とても面白かったです!今まで読んできた総悟おちの小説の中で一番面白かったと思います!これからも、更新頑張ってください! (2013年11月26日 23時) (レス) id: 917555c5ef (このIDを非表示/違反報告)
猫さん(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます! (2013年1月12日 20時) (レス) id: 54ae542189 (このIDを非表示/違反報告)
猫さん(プロフ) - 沖田総悟溺愛娘さん» ありがとうございます! (2013年1月12日 20時) (レス) id: 54ae542189 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 完結おめでとうございます!!猫さんといえばやっぱり沖田です(*^_^*)次も楽しみにしてます! (2013年1月12日 9時) (レス) id: d52f727801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫さん | 作成日時:2012年9月19日 22時