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【6】会いたいけれど ページ7

『ちょ、ちょちょちょっと、いいいいい、1回落ち着こう、うんうん!』



私は思わず手をブンブンふる。



今みた文字が本当なのか信じられない。



未来「そういうAが落ち着きなよ、」



そんな私とは対称的に未来ちゃんは落ち着いている。



頭の中はどうなのかはおいといて。



華美「私は静かにだね、うんうん、やばいね、」



未来「お姉ちゃん、行かないでしょ?」



由来「うん、」



未来ちゃんの質問に対してずっと黙っていた当てた本人の由来はようやく声を発した。



由来「返してくるね?」



由来はスタッフさんを探そうとあるきだす。



悲しそうに笑った由来ちゃん。



興奮していた私はハッとして立ち上がった。



未来「ちょっと、うちも行くから!」



『私も行くよ!』



華美「え、みんな行くの!?私も行く!てかなんで楽屋招待行かないの!?」



後ろから華美ちゃんの声がして振り向く。



『華美ちゃん理解してないの?』



私はつい少しきつい言い方をしてしまった。



華美「え?」



私の言葉に華美ちゃんは目を丸くする。



未来「これだから馬鹿は………」



と頭を抱える未来ちゃん。



相変わらず毒舌……。



華美「ひどくない!?」



由来「華美、楽屋招待行ったら私がライブ来てたことばれちゃうじゃん。スタッフさん、他に楽屋招待が当たった方、そして浦島坂田船さん」



由来ちゃんはわかっていない華美ちゃんのために説明を始める。



華美「あ、そっか。事務所からライブ行くなら他のファンの方1人にもばれないようにしろって言われてるもんね」



『あと、由来ちゃんは拒否反応があるから……』



私は言いたくなかったが確認のためにそう言った。



由来ちゃんはどんなに好きな人でも男性、特に20代から30代の方に拒否反応がでてしまう。



どんなに好きで会いたくても会ったら体が拒否反応を起こす。



由来ちゃんをみると悲しい顔をしていた。




私は何も言えずただ由来ちゃんをみていた。

【7】嵐のようなスタッフ→←【5】まさかの



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らふたーと。(プロフ) - 続き僕も見てみたいです! (2022年8月19日 0時) (レス) id: 0bf516f27c (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - noppiさん» ありがとうございます…!! (2022年5月17日 21時) (レス) id: 0590211447 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年4月14日 19時) (レス) @page21 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋桜 | 作成日時:2021年6月4日 15時

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