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【34】なんのため ページ35

うらたぬきside



うらた「坂田、華美ちゃんに連絡した?」



今は楽屋。



なかにはXYZメンバーと浦島坂田船。



他はリハだったりメイクだったり。



坂田「今してるとこ」



連絡というのは座席をきくこと。



リスナーと歌い手だったらやばいけど俺らお互いファンだし連絡先持ってるしよくね?と思っている。



することもないので朝したツイートのリプをみる。



たくさんのメッセージに気合いが入る。



センラ「なぁ、返事きたん?」



少し時間がたちセンラが待ちきれずにそうきいた。



俺も正直早く知りたかったので坂田を見る。



坂田「既読はついてるんやけどこない。確認してんのかも」



センラ「そっか」



センラがそう返したあと坂田がスマホを見て目を見開いた。



坂田「…………え?」



うらた「え、どうした、坂田」



あらき「返事きたー?」



坂田「………教えられませんって」




坂田のその言葉に楽屋内は静かになる。



そんなこと誰も予想してなかった。



まふまふ「ただいま〜〜〜!!…………ってあれ?」



そらる「どうしたの?」



その沈黙を破るようにまふとそらるさんが戻ってきた。



志麻「さっき坂田が華美ちゃんに席きいたんすけど教えられませんって返ってきたらしくて」



まーしぃのその言葉にまふはビックリした表情をみせる。



まふまふ「え………あ、服装とかは!?」



坂田「きいてないけど…………」



うらた「席教えてくれないなら服装もいってくれなそう」



相手はアイドルでもあるわけだし良く考えれば教えられないのもわかる。



坂田「あ、でもアリーナだって。席2人ずつ別れてるみたい……探すしかないか…」



坂田はそんなことをいっているがメットライフドームで探すなんて無茶だ。



すると黙っていたそらるさんが口を開いた。



そらる「…なぁ今日のメインはグループ名じゃないだろ。もう諦めろ。LI○Eもってるならまた縁があるかもしれない。頭きりかえて成功させることだけ考えろよ、」



その言葉にさっきまでみていたリプ欄のこたぬきを思い出し、気合いを入れ直す。



周りももう気持ちは切り替わっているみたいだった。

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らふたーと。(プロフ) - 続き僕も見てみたいです! (2022年8月19日 0時) (レス) id: 0bf516f27c (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - noppiさん» ありがとうございます…!! (2022年5月17日 21時) (レス) id: 0590211447 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年4月14日 19時) (レス) @page21 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋桜 | 作成日時:2021年6月4日 15時

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