刺客 ページ50
〜中也side〜
「いやー、まさかあの建物が消えるとはねー」
「ああ…」
俺たちの事務所が入っている建物が一夜にして消えた。
今は万が一の時のためにマフィアが所有している建物にいる。
「きっと今頃鷗外は何か作戦を考えてるんだろうねー……ってそういえば鷗外、今日見てないね」
「ああ、首領ならエリス嬢と外に出掛けたぞ」
「あの中年オヤジ、こんな時に何考えてるの!?…まあいっか……ってウワサをすれば鷗外から電話だ」
「…?何かあったのか?」
「さあ……あ、もしもし、鷗外?」
《あ、良かった、無事かい?》
「うん、大丈夫だよ。そっちは何かあったの?」
《ちょっと嫌な情報が入ってね。どうやらギルドからの刺客がマフィアに潜り込んだみたいなのだよ》
「まじで!?」
《だから君たちに探して欲しくてね》
「分かったよ、見つけたら即殺してもいいの?」
《いいよ。ギルドの件はこれから大事になりそうな雰囲気だから、Aちゃんと中也君だけじゃなくて、黒蜥蜴や梶井君などにも声をかけてくれると助かるよ》
「りょーかい」
《くれぐれも気をつけておくれよ》
「うん、じゃあねー」
Aが首領からの電話を切る。
「聞こえてたと思うけど、ギルドからの刺客を殺せ、だってさ」
「ああ、黒蜥蜴たちに声をかけにいくか」
「おっけー!」
…ギルドとの衝突は避けられなさそうだな。
まあ、マフィアが負けるなどということは絶対に阻止しねえとな。
俺は少し気合いを入れ直して、黒蜥蜴たちのところへ向かった。
作者より)少し中途半端ですが、続編に移行します!読んでくださっている皆さん、これからもよろしくお願いします!
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ユイ(プロフ) - konohaさん» konohaさん、もう見てくださったのですね!ありがとうございます!紅葉姐さんの口調、難しいです(ー ー;)これからも頑張りますので、よろしくお願いします! (2016年3月9日 14時) (レス) id: c73290e85b (このIDを非表示/違反報告)
konoha(プロフ) - ユイさん» 参加して下さりありがとうございます!早速見に来ました〜!まだ途中までしか見ていませんが、紅葉さんの口調がとてもいいですね!これからも更新頑張って下さい!続き楽しみにしています! (2016年3月9日 13時) (レス) id: d306aa4c78 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 吹雪始音@色松さん» 鈴ちゃん、読んでくれたんだ!ありがとうございます!そんなに褒めてもらえるなんて…!!紅葉姐さんの口調、難しいです、今研究中(⌒-⌒; )これからも頑張って更新しますね、始音ちゃんも頑張ってね( ´ ▽ ` )ノ (2016年2月24日 2時) (レス) id: c73290e85b (このIDを非表示/違反報告)
吹雪始音@色松(プロフ) - ユイさん、どうも!
読ませて頂きました、鈴こと始音です(`・ω・)
夢主ちゃんのキャラ可愛いですね!そして紅葉姐さんの口調とか上手くて羨ましい限りです(笑)
これからも頑張って下さいねっ♪ (2016年2月22日 22時) (携帯から) (レス) id: 6e22eac2fd (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 山ノ内さん» わあ!わざわざコメントまでありがとうございます!!頑張って更新します!山ノ内さんの作品も続き楽しみにしています! (2016年2月10日 23時) (レス) id: c73290e85b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユイ | 作成日時:2016年2月2日 0時