16話 ページ19
〜村はずれの廃屋〜
村「準備はできておる。
じゃあ、儀式をはじめようかの。」
村「ユミル、痛いのは嫌いか?」
ユ「はい?いえ、まあ大丈夫です、慣れてるんで。」
村「そうか、では、そこにあるナイフで自分の、ちょうどレオンの蛇のタトゥーがあるところ、
そこをちょっとでいいから切れ。
そして、その血をこの小瓶に入れなさい。」
ユ「・・・分かりました。」
『サッ』
ユ「できました。あの、治癒魔法をかけてもいいですか?」
村「良かろう。かけ終わったら、この魔法陣の中に入れ。」
レ・ユ「はい。」
いまどき魔法陣か。
伝統的なものか?
それとも、強い魔力が必要な儀式か?
村長は昔はとても強い魔戦士だったらしいけど、今はどうなんだろうな。
その考えは、2つとも当たっていた。
村「レオン、左腕を出せ。よし。
では、始める。
魔王の刻印に刻み込まれし古の黒蛇よ
この少女の血を浴びたとき、おまえが封じ込めし力を少しだけ開放されよ
そして、魔王の刻印を持つ少年の力となれ
全ては、この地の女神アルスティーノの名のもとに
この取り決めを守ることを誓おう
我らの勝利のために
終わったぞ。」
誓いの言葉を言い終わった後、村長はユミルの血を俺の腕にかけた。
そのとき、刻印が一瞬熱くなったような気がした。
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ゆあ - わたあめ☆さん、残念ながら、そりゃあ無理ですよw。でも、貴方も結構文才あって、羨ましいです! (2017年5月12日 18時) (レス) id: 9a045e772a (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ☆ - これ面白い(≧〜≦))ププッユミル最高!!私にその文才分けてくれ (2017年5月11日 20時) (レス) id: 8ff80f4586 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ☆ - 私も占いツクール初心者で〜〜す!語ろう! (2017年5月9日 18時) (レス) id: 8ff80f4586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆあ | 作成日時:2017年4月25日 20時