03.ビデオレンタル ページ3
「レンタルから帰って来たDVDですけど、同じ映画のDVDはどのケースに戻してもいいんですか？」
「どれでもいいってわけではないんです。
ディスクが入ったケースと、パッケージの描かれているケースに同じ番号のついたシールが貼ってあります。
だから、ちゃんと番号をそろえて戻すんです」
「話題の新作は数が多くて大変ですね」
「そうですね。でも、旧作になれば数は減るので楽ですよ。
アダルトコーナーとか、新作旧作関係なく1つしかないですから」
志野の発言に織部は衝撃を受けた
「アダルトコーナーに…志野さんが入るんですか？」
「18歳以上の店員なら誰でも入りますよ」
志野は当たり前のように平然として答える
「抵抗はないんですか？」
「最初は恥ずかしかったんですけど、そんな事言ってたら仕事になりませんからね」
「女優さんの名前とか覚えるんですか？」
「それは覚えてませんね。でも、似たようなタイトルとかよく出る内容は覚えました」
それに対しては志野はどこか恥ずかしそうに笑いながら話していた
「興味があるんですか？」
「う〜ん…無いわけではないですけど、したことはないです。何しろ内容が過剰なので。
それにする相手もいませんでしたし」
「そうですか」
織部は志野が言葉と知識の割に清純で、彼氏がいない事を知ると嬉しくなった
「今日は週末でアダルトコーナーの返却が特に多いんです。
織部さんが戻しに行ってみますか？」
「実は私…アダルトコーナーに入ったことが無いんですよ」
織部は清純を装っては
「じゃあ私が一緒に行きましょうか？」
志野を誘い出した
「私がパッケージを探すので、志野さんがタイトルを読んでくれますか？」
そして志野に卑猥な言葉を言わせて満足していた
しかし志野があまりにも動揺しないので、次第に退屈していった
「これが最後です」
最後の一つを棚に戻した後、織部はレジに戻ろうとした志野の手首を掴んで引き止めた
「さっき志野さんが言ってた、興味のあるやつってどれですか？」
「コレとか、コレとかです」
志野は素直にDVDを指さす
「じゃあ、私がコレを借りるので、今夜一緒に観賞と実演をしてみませんか？」
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梼(プロフ) - 13日の金曜日さん» あっ。正解w元は鬼灯で書いてたものを引用して名前変えだけですからw (2015年7月28日 19時) (
レス) id: 50aca512b0 (このIDを非表示/違反報告)
13日の金曜日 - 白澤とか唐瓜とか出てきて鬼灯○冷徹かと思った自分を殴ってやりたくなる、今日この頃 (2015年7月28日 14時) (レス) id: e33d5cb0ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鋳 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/
作成日時：2015年5月9日 5時
