28話 〜見 ら れ た〜 ページ33
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カシャッ
そんな音が後ろから聞こえた。
その音はまるで、携帯のシャッターをきる時の音の様で。
冷や汗が溢れ出る。
携帯のシャッター音が聞こえたのだ。
しかも、後ろから。
つまり、俺がキドに抱き締められている所を、メンバーの誰かに、
見 ら れ た。
慌てて後ろを向く。
キドも同じ事を考えていたようで、慌てて後ろを向いた。
目に付いたのは、赤ジャージ。
貴「シンタロー…?」
シンタローは、こちらを呆然と見つめていた。
俺がシンタロー、と呼んでも反応する気配が無い。
キドと顔を見合わせる。
キドの顔は、真っ青だ。
きっと、俺の顔も真っ青だろう。
すると、突然シンタローがぽつり、ぽつりと言葉を紡ぎ始めた。
シン「お、お前ら、付き合ってたのか…?」
シンタローが遠慮がちに聞いてくる。
そして、シンタローの携帯の中からもこの場に似合わない元気な声が聞こえてきた。
エネ「そうですよー!!何で言ってくれなかったんですか!?お二人共!!」
終わった。
エネに見られたら、もう、終わりだ。
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こずめ@元チューニング(プロフ) - natuさん» そうですねー。これからどうしましょう(笑)そろそろネタ切れが近いですわ(笑) (2015年2月7日 23時) (レス) id: 2df94f212f (このIDを非表示/違反報告)
natu(プロフ) - ウワーーーーー!これからどうなっていくのですかね? (2015年1月30日 0時) (レス) id: 6fb297e9bc (このIDを非表示/違反報告)
こずめ@元チューニング(プロフ) - レティアさん» こちらこそ有難うございます!!宜しくお願いします!! (2015年1月27日 19時) (レス) id: ee3fb61798 (このIDを非表示/違反報告)
レティア(プロフ) - こずめ@元チューニングさん» ありがとうございます!!! (2015年1月26日 21時) (レス) id: b36cef70b4 (このIDを非表示/違反報告)
こずめ@元チューニング(プロフ) - レティアさん» あ、初めまして!!え!?!?マジですか!?!?描いて頂けるなんて光栄です!!是非、お願いします!! (2015年1月24日 13時) (レス) id: ee3fb61798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こずめ@元チューニング | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shinkuru101/
作成日時:2014年5月25日 14時