3話 ページ4
「すみませーん、
この島、名前なんて言うんですか？」
適当に入ったカフェ…まぁバーかな。
で、ノンアルのカクテルを頼んで、
それから店員さんに尋ねた。
「すたあ島です。
旅人の方ですか？
ここは果物が名産なんですよ！」
非常に愛想のいい可愛いおねーさんだった。
美人最高。
「あ、はい、そんなものです。
果物ですか…
道理でこのカクテルも美味しいです！」
私はバージンブリーズを頼んだので、
クランベリーのジュースが入っているのだ。
「それは良かったです！
…ここは偉大なる航路ですけど、
海軍本部が近いので、
あまり海賊も寄り付かないんです。｣
だから、
一般の方にとっては結構穴場みたいです！
と続けるおねーさん。
……偉大なる航路だったのか。
しかも海軍本部近くｋ
「ねぇ君、今夜暇？」
「く…は？」
「いやぁーみんなに振られちゃってねー
君、女の子でしょ〜？」
海軍大将、青キジ…？！
うっそホントに目の前にいる
芸能人に会うよりもインパクトあるなぁ…
つうか大きい…(物理)
…あれ？いつの間に隣に座っていたんだろう。
そしてすごい酒の数だ。
……つーか高いのばっかじゃん！
私が情報のために
なけなしの金…
(こんな所でうってんのか？
……俺とどうだ？)
なんていってきやがった男を
逆に襲い返して奪ったお金。
でちびちび飲んでるってのにさ！
ん？まてよ？
そうだ、職につけばいいのか！
「んー…付き合ってもいいですよ！
その代わり、
私に仕事斡旋してくださいません？」
とりあえずお金稼ぎたい。
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作成日時：2019年1月18日 23時
