ブラック短編集 〜ブラックKZはいかが？〜

泣かないで……　＊続き＊ ページ11

生きて帰れると良いんだが。





唯一言えることは、もう逃れられないってことくらいだ。


あの探偵チームに目をつけられらが最後追い詰められる。



待っているのは絶望の“死“だけ。






だって、彼らの姫を傷つけたんだから。


大切な姫を傷つけた罪は軽くないだろう。



命なんて余裕で吹き飛ぶ。




恐ろしいな、彼らは。


だが、一番恐ろしいには彩かもしれない。






あんな奴らを従えているんだから。


当の本人は何ひとつ気づいていないが。



自分を今までいじめてきた奴らが、これから死ぬことさえも知らない。


純粋なのか、鈍感なのか、どっちもなのか。




彩をいじめた女子たちは走って逃げていく。

無駄なだけなのに。



すると、彩は目の前の若武の背中にしがみついた。

「助けてくれてありがとう。」



若武たちは優しく笑った。



「アーヤ、もっと早く助けてやれなくてごめんな。」


「次からは気をつける。」


「仲間だから守らなきゃ。」


「これからは、三銃士KZという名前が付きそうだね。」


「みんなは一人のために。」


「一人はみんなのために。」





彩は涙を流しながら頷いた。




嬉しそうに、幸せそうに。



そんな彩をKZはずっと見つめる。

愛おしいものがいるかのように。








探偵チームKZは今日も平和を目指す。


ただ一人の姫を守るがために、すべてを犠牲にしてまでも。





今日の空も鮮やかな青だった。



〜＊〜＊〜＊〜＊〜


ｸﾞﾍﾍﾍﾍ

好きです、愛してます←




まあ、当然ですけど、アーヤをいじめた奴らの命はね？((




アーヤって本当に天界から降り立った女神ですよね(真面目)

もうあんな美少女に笑いかけられたら人生終えても問題なし←



でも、今のところアーヤは高校生まで生きている(KZ‘Uの話)ので、それまでは生きたいところです！

アーヤはどこに就職するんだろ……？

私のせいじゃ……　＊闇落ちアーヤ＊→←泣かないで……　＊ヤンデレKZ＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す