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ほつれた糸、雨に濡れた体
大きな大きな袋に詰め込まれた。
汚れてて異臭がするあの袋。
魚の骨、リンゴの皮、腐った野菜。
他にも色々あった。
あの子がご飯を食べるとき
私はあの子の席の隣に座った。
あの子の母親が家出をしたときも
あの子は私を抱きながら泣いた。
『ごめんなさい、ごめんなさい』って
ずっと言ってた。


それなのに...それなのに...



私は捨てられた...


その時私は気づいた


私が『人形だから』
だから捨てられた
私が人間だったら捨てられなかったのに執筆状態:連載中



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作者名: | 作成日時:2020年1月26日 20時

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