*壱話* ページ2
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あれ?もうこれ始まってるの?
まぁ、いいか。
自己紹介からだね、ボクの名前は美風A。
あの大人気アイドル美風藍の妹。
貴方「だからと言って、どうという事は無いのだけれどね。いえーい」
まぁ、積もる話はあるけれど、積もる話はありありなんだけれど、積もらせている場合ではなかったね。
貴方「早くお兄ちゃんのところに行かないと。」
ボクは無表情でそう言った。
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藍「……A?」
貴方「あ、お兄ちゃん。」
事務所をウロウロしていたらお兄ちゃんとバッタリ遭遇。探す手間も省け、事務所も大方見て回れたから一石二鳥だ。
藍「やっと見つけた。何してたの?」
貴方「事務所を探検していたんだよ、お兄ちゃん。多かれ少なかれ、ボクはここで働く事になるのだから、知っておいた方がいいと思ってね。」
藍「まぁ、それもそうだね。
大方見て回ったんでしょ?じゃあ、さっさと行くよ。」
お兄ちゃんの言葉に首を傾げる。
貴方「行くって、どこにだい?お兄ちゃん。」
藍「シャイニーから聞いてないの?……QUARTET NIGHTのところだよ。紹介してくれって頼まれたからね。」
その言葉にボクはポンッと手を叩く。
貴方「成程。今のうちにライバルの顔を見ておけという事だね、お兄ちゃん。」
藍「微妙に違うけど、まぁそれでいいよ。」
正すのも面倒臭いし、とお兄ちゃんは付け足した。
藍「ほら、行くよ。」
貴方「了解」
それからボクとお兄ちゃんは長い廊下をひたすらに進んでいった。
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美紀 - 美風藍ちゃんの小説最高です藍ちゃん大好きです完結おめでとうです (2019年3月7日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
水無月雪音(プロフ) - はじめましてこんばんはです。あの、拾参話の下から五行目(空白カウントしない)の嶺二が嶺音になってるのが気になったのでコメントさせて頂きました。不愉快に思われたらすみません。どうしても気になったので… (2016年9月6日 22時) (レス) id: 2098b19ed2 (このIDを非表示/違反報告)
丁(プロフ) - たかしいのうえさん» 返信が遅くなりまして申し訳ありません!元は物語シリーズのあの子です! (2016年8月12日 1時) (レス) id: 3947524c6f (このIDを非表示/違反報告)
たかしいのうえ - 藍ちゃんの妹が何故か物語シリーズのあの子に思えちゃうwww (2016年7月4日 3時) (レス) id: e52d4df6cb (このIDを非表示/違反報告)
雅夢 - いいえ!そういうことですか!全然不快じゃないですよ(^^)教えてくれてありがとうございました!これからも頑張ってくださいね!! (2016年6月8日 15時) (レス) id: 131cdd29b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:血月 | 作成日時:2016年5月7日 15時